今回のテーマは、乙骨憂太の領域展開・真贋相愛とは?術式や能力から効果を考察!と題してお伝えしてまいります。
呪術廻戦において特級呪術師である乙骨憂太が既に領域展開を使える事はよく知られていました。
しかしそれは0巻において不発に終わってしまっており、その後は宿儺との新宿決戦を待たねばなりませんでした。
その領域展開の名称は…”真贋相愛“!
前半の真贋については乙骨憂太の術式に関係がありそうです。
若しくは祈本里香とリカちゃんの事も言い現わしているのかも知れません。
そして後半の相愛についてはリカちゃんと併せての愛の力…そして呪力という視点が組み込まれているのではないかとも考えました。
そういう意味で、領域展開“真贋相愛“を乙骨憂太の術式とリカちゃんとの現在の関係や能力から見ていきたいと考えております。
それでは、乙骨憂太の領域展開・真贋相愛とは?術式や能力から効果を考察!早速進めてまいりましょう!
乙骨憂太の領域展開・真贋相愛とは?
乙骨憂太の領域展開かっこよすぎて泣いてる pic.twitter.com/lrht1W0XTh
— 前髪切るな (@choantonyan) February 4, 2024
新宿決戦でクライマックスを迎えている呪術廻戦!
その決戦の地、人外魔境に遂に現れた現役唯一の特級呪術師である乙骨憂太は、岩手県御所湖結界で羂索との戦いに決着をつけそのままリカちゃんを連れての新宿参戦となりました。
しかし御所湖結界で倒した羂索の意志は継承の儀を経て既に宿儺に引き継がれていたのです。
更に天元と人類との超重複同化の親も既に書き換えられたかのような描写も見られました。
つまり呪術界を超えて日本全体の危機的状況をこの新宿決戦の勝敗が左右することになるわけです。
その最終決戦で乙骨憂太は最後の大技とも言われる領域展開”真贋相愛”を出し、その領域で決着をつけると宣言したのでした!
真贋相愛の領域内の心象風景は?
その乙骨憂太の領域展開“真贋相愛”の領域内の風景はどうなっているでしょうか?
瓦礫と化したコンクリートの構築物に無数の日本刀が突き立てられています。
その全ての日本刀が乙骨憂太がこの領域内で使う武器そして術式そのものとなるのでしょう。
そう考えれば、この刀一本一本にリカちゃんの呪力が込められていることは想像に難くは有りません。
この風景を見れば呪術廻戦の作者である芥見下々先生がファンだというある漫画作品の心象風景の影響を受けている事は明らかと言われています。
更に領域展開”真贋相愛”の特徴は、冠婚葬祭などでよくみられる水引が頭上に張り巡らされていることでしょう。
この水引…お祝い事では紅白、弔辞では黒白になるわけですが…ここは名称にもある相愛にちなんで最初は赤白の線が濃厚ではないでしょうか?
巷では末永いお付き合いを祈念するというあわじ結びとも言われているようです。
しかしその領域内で繰り広げられる戦いに決着がついた時には弔いの為に白黒となり、ようやく戦いに終止符が打たれることになるのかも知れません。
おそらく水引はこの”真贋相愛”の領域を閉じる結界そのものなのだと思われます。
そう考えるとこの“真贋相愛”の結界は初期段階ではそれほど広大な広さでは無いとも考えられます。
宿儺を相手に天使の術式を使ったのは?
宿儺は乙骨憂太の真贋相愛の領域に取り入れられながらも冷静に分析をしている様子です。
しかしその間でも乙骨憂太の攻撃は繰り出されます。
その一つは天使の術式の模倣…邪去侮の梯子…あらゆる術式を消滅させると言うものです。
まず領域内で乙骨憂太が天使の術式を使ったのは五条悟の轍を踏まない為とも思われます。
宿儺の領域展開”伏魔御厨子”は領域を結界で閉じないという特徴を持ち、その必中効果範囲は半径200ⅿの広大な広さとも言われています。
領域展開の結界は外側からの攻撃には脆い…これにより五条悟の無量空処の結界が幾度となく宿儺に破壊されていました。
この状況を防ぐために邪去侮の梯子を繰り出して来たのではないでしょうか。
更に天使の術式を必中効果として浴びせ続けることで宿儺に対抗手段となる彌虚葛籠を使わせ続けることで腕と口の半分を封じるという狙いもあるようです。
宇守羅彈を術式模倣した理由は?
死滅回游の泳者の一人である烏鷺亨子…仙台コロニーにおいて乙骨憂太と石流龍との三つ巴の領域展開勝負を演じたのも記憶に新しいところです。
その戦いで乙骨憂太が領域展開を取得したことが知られたわけです。
しかしそのあと単為生殖によって生まれ出た黒沐死の登場でそれぞれ3人の領域が解除の憂き目に有ったためにその時点での乙骨憂太の領域展開が明らかになるのはおあずけとなりました。
その烏鷺亨子の術式模倣を乙骨憂太は使用してきたことになります。
宇守羅彈とは敵を取り込んだ写真のような面ごと砕くという恐ろしい技で…これは宿儺が魔虚羅の適応を参考にした空間ごと五条悟を切り裂いた技を彷彿とさせますね。
やはり乙骨憂太にもこの五条悟の最後が心に刺さっていたのではないでしょうか?
更に乙骨憂太自身がこの宇守羅彈を烏鷺亨子から受け大きなダメージを追ったということもありました。
乙骨憂太の宇守羅彈によって宿儺は左の二つの目に大きな傷を負っていたことから一定の効果は出せたようです。
乙骨憂太の術式は?
呪術廻戦249話#呪術本誌 pic.twitter.com/0K3XbR32Bp
— ピザポテト (@pz_0011) February 4, 2024
乙骨憂太の術式はファンブックの中では”術式・里香”と言われています。
それは乙骨憂太が自身の生得術式や模倣した術式は里香の中で預かる形が取られているからです。
しかしそこで言われる里香は、その後転じてリカと呼ばれることになるのです。
祈本里香は0巻の最終局面できちんと成仏されていますので、里香とリカが実はベツモノなのです!
まずはその辺から見ていきましょう?
外付けの術式リカちゃん!
祈本里香の遺品である乙骨憂太の指に煌めくリング…そこに里香は乙骨憂太の為に自分の遺志を残したのでしょう。
通常時のリカちゃんは頭部と腕のみで使役しているようですがさすがは呪いの女王、この状態でも虎杖悠仁を軽々と抑え込んでいますので特級呪霊の面目躍如といったところでしょう。
乙骨憂太が里香のリングを通してリカに接続することで三つの力が現れることになるのです。
“リカの完全顕現”と”乙骨憂太の本来の生得術式の使用”と”リカから乙骨憂太への呪力供給”行われるようになるのです。
完全顕現時のリカは自身の戦闘力も格段に高くなり、単独でも呪術廻戦作中でも指折りの破壊光線をくり出せるようです。
他にも複数の呪具を体内に格納していたり、領域の展開中でもリカの完全顕現が失われる訳ではなく先ほどの破壊光線も放出可能なようです。
ただ難点は乙骨憂太とリカの接続には5分という時間制限があることでしょうか…しかしその5分間で可能となる事の威力に耐えられる者がこの世に存在し得ないのではとも思います。
本来の生得術式は模倣!
乙骨憂太の本来の生得術式は“術式の模倣”となります。
それもリカと接続している5分間は無条件の術式模倣が許されるようですが、通常呪術師は2つ以上の術式を持つと脳に大きな負荷を与えることとなる為に外付けのリカあってこその無条件での術式模倣なのだと思われます。
つまり乙骨憂太が単独で術式模倣をする事は極めて危険な事なのではないでしょうか?
0巻では祈本里香が常に寄り添っていたために無制限に模倣した術式を使えていたようです。
祈本里香が成仏した後では、彼女の遺志となったリカと乙骨憂太が接続出来る5分間が術式の模倣の限界と理解すれば分かりやすいのではないでしょうか?
乙骨憂太が模倣して来た術式は?
乙骨憂太が過去に術式模倣した呪術師は3人でしょうか、それに加えて宿儺の見立てでは新宿決戦で展開した領域内で天使の術式も模倣しているものと思われます。
呪言!
言わずと知れた乙骨憂太の親友で呪術高専2年生の狗巻棘の術式です。
0巻の時に既に拡声器を作成するという形で呪言の模倣を行っています。
最初は”動くな”という消極的な言葉でしたがその後”死ね”という強い呪言でも狗巻棘のように反動が自分に降りかかるのでは無いようで、拡声器に全ての反動が行くという利点もあるようです。
0巻の時と本編の時の拡声器のデザインも変わっていますので、こも注目して見てくださいね。
式神術!
倭国大乱での活躍が伝わる弥生時代の呪術師で一人で列島制圧をやり遂げたと言う老呪術師ドルゥヴ・ラクダワラの術式です。
複数の自立型式神をを生成、その軌跡を自らの領域とすることが可能な事から…考えるに倭国大乱を一人で制圧した時も式神の軌跡で領域を日本列島全体に広げたのではと言われています。
このことから乙骨憂太の真贋相愛も式神の軌跡で領域を広げることが可能となるならば、宿儺の領域”伏魔御厨子”の展開を許したとしても外側から破壊される心配は無いと考えても良さそうです。
更に想像を逞しくすれば今回の超重複同化から列島を制圧し守る術式もこの式神術となる可能性も感じさせるものですね。
宇守羅彈!
本記事でも前出の烏鷺亨子の術式です。
素っ裸でピアスなどの露出ファッションの長身の女呪術師と言えば分りやすいでしょうか
死滅回游の中でも熾烈な四つ巴の戦いとなった仙台コロニーの泳者で平安時代の呪術師です。
3次元の空間を写真のような2次元の面として認識し引っ張ったり伸ばしたり歪めたりと変幻自在に操る術式となります。
その中でも一番恐ろしいのは敵をその面で捉えて砕いてしまうその名も宇守羅彈!
…空間ごと斬り裂かれた五条悟の最後を思わせるような恐ろしい技となる可能性を秘めているようにも思います。
乙骨憂太の能力は?
乙骨の領域展開『真贋相愛』に関連して、剣がたくさん突き刺さっている類似シーンでTLが溢れてるんだけど、合間合間二エヴンゲリオンが挟まってきて笑える。碇シンジの領域展開ww#呪術本誌 #呪術廻戦 pic.twitter.com/h48k335eb0
— 田中伸幸@tanakas.eth (@name6less9) February 4, 2024
乙骨憂太の能力は当初は特級過怨霊祈本里香に憑依された特級被呪者と考えられていました。
しかし0巻のラストでは乙骨憂太の里香への執着が呪いとなり里香が怨霊化していたことが分って来たのです。
特級過呪怨霊・リカちゃんとの関係性は?
自分の呪力が逆に里香に呪いをかけていたと知り乙骨憂太はその時点で主従制約を破棄!
それにより里香は解呪され6年間一緒にいられたことを”幸せだった”と乙骨憂太に告げ…またね…と意味深の言葉を遺して成仏を遂げたのでした。
そして祈本里香の遺志は乙骨憂太の指に嵌められたリングに術式リカとして宿る事となったのです。
元々が圧倒的な呪力量を持つ乙骨憂太にとっては外付けの術式リカを持つことのメリットは呪力の備蓄のみに止まらず大きな戦力を付与されることにもつながるのです!
乙骨憂太の刀に込められたリカちゃんの呪力?
乙骨憂太の持つ日本刀はリカの呪力が込められたものであり、外付けの呪力備蓄が出来るだけに常に刀を含めて凄まじい呪力を全身から発し続けることが可能となるのです。
故に乙骨憂太は呪力操作だけで相手に対して決定打となる攻撃をくり出しながらも、自分への攻撃にはダメージを最小に止めるという離れ業も可能とするのです。
おそらくこの刀は術式リカの体内に格納された鎧や鎌そして刀などの多くの呪具の内の一振りなのだと思われます。
この事から考えると乙骨憂太の領域展開”真贋相愛”の領域内に突き刺された無数の刀も術式リカの呪具なのかも知れません、
乙骨憂太の反転術式?
呪力とは(-)の力を帯びたものになります。
その(-)と(-)の力を掛け合わせると(+)の力に転じるのです。
その(+)を攻撃に使うのが術式反転となり、身体等の治癒に使うと反転術式と言う事になるのです。
反転術式を駆使して身体等を治癒できる能力は限られた呪術師にしか使いこなせないものとなります。
更にこの反転術式の治癒力を自分ではなく他人に施せるのは3人しかおらず、両面宿儺と家入硝子そして乙骨憂太のみが持つ能力となるのです。
このメリットは呪霊に対しても有効で、戦いながらも自分の身体等を治癒すると同時に…負の力ゆえ正の力を恐れる呪霊を祓うことも出来るというわけです。
しかし反転術式は呪力の消費量が莫大であるために、たとえ乙骨憂太と言えども連発はさけなければならないようです。
乙骨憂太の領域展開・真贋相愛の効果の特徴を考察!
真→祈本里香
贋→リカちゃん
相愛→乙骨と里香(リカ)ちゃんの関係
互いの愛が、呪いとして領域展開になるって最高に呪術廻戦してるな。#呪術本誌 #今週の呪術 pic.twitter.com/UmoFpHlc0S— 北野 熙 (@North_hurdler) February 4, 2024
まだ未知なる存在、領域展開”真贋相愛”ですが乙骨憂太の過去を見てくることである程度は推測できるのではないでしょうか?
最初に領域に付与する術式を見て行きましょう!
領域展開・真贋相愛に付与する術式は?
領域展開の領域内で絶え間なく相手を攻撃し続ける必中効果はその呪術師の生得術式を反映したものとなるようです。
宿儺のように直接的に捌や解の斬撃を浴びせ続けるもの。
五条悟のように領域事態を、無下限を限界まで圧縮した無限とするもの。
それぞれ性質は異なりますが生得術式が大きく影響することは間違いないと考えて良さそうです。
乙骨憂太の生得術式は術式模倣となります…しかし複数の術式を同時に使うことは脳に負担が多すぎ危険な事とされています。
そこで最愛の祈本里香が残したとも思われる”術式リカ“が大きく領域展開にも大きく作用するものと思われます。
つまり術式リカの中に格納された模倣術式が必中効果として絶え間なく浴びせかけることになるのではないでしょうか?
無条件の術式模倣が領域展開・真贋相愛でも効果を発揮?
0巻では無制限の術式模倣と言われていたものが、本編では無条件の術式模倣と言い換えられています。
これは里香とリカの違いからくるものと考えて間違いないでしょう。
0巻ではいつも寄り添うように乙骨憂太とともにあった祈本里香に時間制限などなかったことからいつでも術式模倣が可能だったということでほぼ正解ではないでしょうか。
しかし祈本里香は0巻ラストで成仏すると同時に乙骨憂太に外付けの術式リカを遺して行ったのです…またね…という言葉と一緒に。
故に術式リカが完全顕現できるのは5分間と限られているのです。
そしてその5分間が乙骨憂太と繋がっていられる時間ともなるのです。
その間であれば無条件に術式模倣が出来るという意味合いと考えられますが、その言葉の対比は祈本里香とリカの対比ではなく、乙骨憂太単独では脳に負担がかかり過ぎて術式模倣には条件が課せられるということなのだと思われます。
領域展開・真贋相愛の中でも焼き切れた生得術式の回復が早い?
その条件とは術式の焼き切れということになるのでしょう。
そして焼き切れた術式が反転術式で治癒できるということも、この新宿決戦で分かってきました。
元々呪力量が膨大な乙骨憂太とは言え術式模倣が焼き切れたとなれば残りの呪力量も底をついている状態で多くの呪力を消費する反転術式を使うことなど及びもつかないでしょう。
しかしそこに外付けの術式リカが呪力の格納庫として存在してくれるとしたら…焼き切れた術式も呪力を補充して反転術式で治癒できることになりそうです。
ここが大きく領域展開”真贋相愛”にも効いて来るのではないでしょうか?
まとめ
恵方巻を食べる特級過呪怨霊・祈本里香 pic.twitter.com/2Gtd2B037t
— グエン・インフェルノ・ハート🔥🐉周防のコスプレヤー🤞2024年終わるまでコスイベ五条悟縛り (@WORLDBREAK2010) February 3, 2024
今回は、乙骨憂太の領域展開・真贋相愛とは?術式や能力から効果を考察!というテーマで進めてまいりました。
呪術高専側の呪術師と両面宿儺を中心とした平安呪術師の最終決戦の舞台となっている人外魔境新宿!
特級呪術師の内で唯一残された乙骨憂太と呪いの女王とも呼ばれる特級呪霊リカちゃんがいよいよ登場しました。
そこでいきなり繰り出されたのは、待ちに待った乙骨憂太の領域展開”真贋相愛”初登場でした!
まだ全てが詳らかになっていない領域展開”真贋相愛”についてその中身を考察してまいりました。
乙骨憂太の領域展開・真贋相愛とは?術式や能力から効果を考察!楽しんで頂けましたでしょうか?
最期までお読みいただきありがとうございました、ではまた!