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薬屋のひとりごと

薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻!感想とレビューまとめ!

薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻!感想とレビューまとめ!
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今回のテーマは、薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻!感想とレビューまとめ!と題してお伝えしてまいります。

2024年4月10日刊行の待ちに待った小説版の薬屋のひとりごとの最新刊15巻の発売です。

アニメ1期24話も大ヒットの内に終わりOP曲もED曲も映像も全てが綺麗で魅了されっぱなしです。

2025年にアニメの2期もオンエアが決定され、益々楽しみになってきた薬屋のひとりごと界隈ですね!

それでは、薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻!感想とレビューまとめ!早速進めてまいりましょう。

 

Contents

薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻!

今回も”なろう系の聖典とも言える”小説家になろう”版から大幅に加筆及び修正されています。

薬屋のひとりごと小説版15巻は”小説家になろう”に2023年の暮れに掲載・改稿された”華佗編2“が原典となっています。

やんごとなきお方の治療を手掛ける医局のドタバタ劇を面白可笑しく、時にはシリアスに描く読み応えのある一冊が薬屋のひとりごと15巻となります。

では最初に”なろう系”原典と単行本15巻の違いから見ていきましょう。

 

原典の小説家になろう華佗編2と単行本15巻の違いは?

“なろう系・華佗編2″と単行本15巻一目でわかる違いは、まずサブタイトルです。

華佗編2の出だしのサブタイトルは”呼び出し”一方の単行本15巻では選抜試験”であったり、華佗編2には無かった手術後の終話が単行本15巻には付け加えられたりもしています。

そして導入部の違いは、ある方の病の為に医官たちが呼び出されただけの設定から、15巻では難関の選抜試験行い選りすぐったメンバーで本格的な医療プロジェクトチームが編成されて行くのです。

クライマックスはやんごとなきお方の手術となって行くのですが、予定通りに事が運ばないなどシリアス感たっぷりの医療系のドラマのワンシーンを見せられているような迫力ある展開が堪能できる事請け合いです。

そして手術後は、終話として猫猫と壬氏の日常でホッと一息という感じで15巻を閉じることが出来るようになっています。

 

薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻1話:選抜試験!

薬屋のひとりごと小説の15巻冒頭”選抜試験とは文字通り医官の選抜試験、身近なところでは猫猫の他に天祐にもお呼びがかかったようです。

選りすぐりの医官だけが集められそれぞれの得意分野別なのか3つの班に分かれて猫猫の養父羅門を含めそれぞれ上級医官が率いて試験が始まります。

最初はペーパーテスト…常識的な医官知識50問に薬学の専門知識が50問で1時間~そこからケーススタディーの実地テストに移って提示された薬の処方して行きます。

全ての試験終わった後に選抜の理由が明かされ、同じ症状の患者にする投薬実験に関わる者を選ぶためということのようです。

 

薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻2話:疱瘡と水疱瘡!

選抜試験の翌日、猫猫には普通にいつもの日常が待っていました。

薬の調合をしている猫猫の目の前には暇つぶしに丁度いい好奇心の対象が…後輩医官の妤の疱瘡の傷…それを興味津々に見ながらも仕事を終わらせ老医官の医局に薬を届けるのです。

そこでも猫猫は…村一つを廃村にもする疱瘡と誰しもが罹る水疱瘡の違いについて老医官に喰らいつきその答えを導きます。

そしてその話が一通り終わった頃、老医官はすっかり忘れていた猫猫宛の辞令”と書かれた選抜試験の合格通知を渡すのでした。

 

薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻3話:辞令!

猫猫への辞令は、宮廷内でも最大の薬の保管庫への異動でした。

一緒に配属されたのは、試験で猫猫と同様の薬を処方した長先輩(長身)・短先輩(短身)・中同輩(中肉中背)…そして猫猫たちの面倒を見るのは漢医官こと羅門でした。

そこからただひたすらにいくつかの薬を調合し続けるのですが、効用は兎も角もその目的は聞かされません。

その薬を診療所に届けて猫猫たちは種類別に棚に整理して行くのですが、そこにはダミーの薬が…偽薬と本当の薬が患者の心と病にどのような変化をもたらすのかを見たいようです。

 

薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻4話:投薬実験!

猫猫たちの役目は薬の調合だけではなく、投薬実験の患者を見守りながら経緯も記録する係のようです。

そして交代で患者を診て行く中でそれが何の為の薬に使われるのかに気付いたようです…その診療所にはどうやら盲腸炎の患者だけが集められていたのです。

でもあまりにも大掛かり過ぎる投薬実験から出てくる疑問は…これが誰の為に行われているのかと言う事でした。

次に猫猫の興味を誘ったのは薬で治らなかった盲腸炎はどうするのかと云うこと…でもそれは別の医官チームの仕事となるようです。

 

薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻5話:復元書!

初日の仕事が終わり宿舎に戻ると壬氏の執務室から雀が迎えに…それだけで何事かを察した猫猫はワクワクして馬車に乗り込むのでした。

その馬車の中には華佗の末裔の天祐が…呼び出しの理由は…やはり華佗の書の復元しか考えられません。

しかし壬氏の執務室に着くまでに気になるのはやはり選別試験の結果お互いに何をやっているかと言う事でした。

当ててごらんと猫猫に掌を見せる天祐の手には小刀で出来たタコが…それは執刀ダコ…投薬実験で改善しない患者たちの腹を掻っ捌いて膿を出している姿が浮かぶのでした。

 

薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻6話:病の主!

壬氏の執務室で復元した限りの華佗の書を見た猫猫の興奮は冷めやりません。

そんな中、壬氏は次のページの復元が終わったらまた皆に声をかけると言い執務室に姿を消しました。

猫猫の胸に渦巻く疑問を壬氏にぶつける…皇族の誰かが内臓系の病にかかっている…疑問が確信に変わる猫猫…そこに姿を現したのは今は皇帝の重臣の立場である高順でした。

機密中の機密の会話…壬氏と高順そして猫猫…この面子であれば嘘はつけません…皇帝が心的ストレスからくる慢性盲腸炎を患っていることが明かされたのです。

 

薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻7話:男の浪漫!

皇帝の病と言う重大な機密情報を知った翌日でも日常は変わらず仕事は進む…今日組むのは猫猫が長先輩と呼ぶ長身の医官です。

その長先輩から意外な自分の姿が浮かび上がってくるのです。

後宮に男の浪漫を感じている様子の長先輩が、翠苓を捜している医官・泰然(タイラン)の事を知り合いの知り合い程度ですが旧知で有ったことが分かったのです。

それによると泰然が麻酔関連に強かったこと…翠苓が泰然に近づいたのもその知識が欲しかったということではなかったのでしょうか。

 

薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻8話:麻酔!

華佗の書の追加復元の一報が届く…居ても立っても居られない猫猫は小躍りしながら壬氏の執務室へ…しかしそこにはおやじ羅門を含めた上級医官トリオの姿に加え、虎狼までが…!

今回の復元は直接的に皇帝の病に関連あるところを優先して仕上げて来た故のこのメンバーだったようです。

盲腸炎の症例が多い中、”麻沸散”と言う記述…神医が作ったとされる伝説の麻酔薬…その原材料に”曼陀羅華”と言う文字を見た猫猫は皆に告げるのです。

(この華佗の書の記述に)詳しい人を一人知っている…と!

 

薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻9話:適材適所!

翠苓…数年前に甦りの薬で自殺を演じ宮廷から逃げ果せた女…3年前に滅族となった”子の一族”で今は一族の子供たちとともに阿多の下で暮らしています。

猫猫と雀が訪ねたのは阿多が住まう離宮…華佗の書に記載のある伝説の麻酔薬“麻沸散”を作る手助けが欲しいためでした。

それを聞いただけで阿多は”あやつ”の病が再発したのかと見抜き、その病のストレスが当時実質の女帝であったおばあ様との諍いが原因で有った事、然らば再発の原因は壬氏…?

翠苓阿多直々の命と、猫猫が言った泰然医官への思いから有りっ丈の資料を集めて猫猫に託す…それは猫猫の手を介して泰然へと渡ることになるのです。

 

薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻10話:僥陽!

子の一族が消えてから更に増長するようになった皇帝の母・安氏の異母兄の豪、それらを抑える意味で玉の一族を取り立てた。

今の東宮は玉葉妃のお子…玉の一族…血筋は繋がっていても権力は玉の一族に…と言うわけで折り合いが悪い。

皇帝や皇太后ともなれば安易に不満をつぶやくだけで家臣の首が幾つも飛ぶからである…そして皇帝の最初のお子である阿多妃が産み落とした子は亡くなった”ことになっている”。

…その秘密はいま高順…馬の一族が盾となって守っている…その高順が豪に刀を突きつけた理由は…誰が主であるか時折分からせねば…そして阿多は後宮を辞してもなお離宮で暮らしている…。

 

薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻11話:特別班!

さる方のために医官だけの手術会議が開かれる…羅門を含めた上級医官に選抜試験合格者のメンバー…猫猫は書記官として参加…翠苓の資料を持った泰然も参加していました。

劉上級医官の前には復元された華佗の書が皆に見えるように置いてある…そして手術前・手術中・手術後の特列班が編成されているようです。

医官の中からさる方とは誰なのかという当然の質問が…劉医官は皆が考えている通りと言う…仮にミスをすれば極刑が…そこも考えた最終のメンバーが選定され猫猫はその日から最上の薬材の調達と調合を担当してゆくことになるのです。

そして幾日か…突然のように高官の中から手術に反対する者が…果たして秘密に進めてきた事がどこから漏れたのか…新たな謎が宮廷の中を駆け巡ります。

 

薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻12話:説明と同意!

手術の直前になっての宮廷高官からの反対意見は一つではないらしい。

皇帝の母皇太后派と東宮の母皇后派の両方の勢力から出ている…皇后とはかつて猫猫が使えていた玉葉妃つまり玉の一族ということです。

ここでも皇太后安氏の実家と玉の一族の権力闘争が…夜半過ぎに驕奢な馬車が猫猫を迎えに…顔を出したのは紅娘…玉葉妃の侍女頭でした。

猫猫は玉葉妃に向かって、言葉を選びながら今すぐにでも皇帝の手術が必要な理由を説明します…聡明な玉葉妃は父から送られて来た姉を説得する為に猫猫を呼んだのでした。

 

薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻13話:種まき!

後宮物語で種まきとはあまりに直接的なタイトルでドキドキします…その意味は2つ…一つはご想像通り子を増やさねば御代は栄えぬと言う事。

もう一つは空席となっている四夫人の座を埋めるのに帝のお手付きと言う要素は無視できないとでも言えばよいでしょうか?

壬氏は連日の高官の訪問と質問に辟易な状態…これも質問は2つ…壬氏の立太子を求めるものと求めないもの。

そして梨花妃の賢妃以外の空席…貴妃と徳妃の席を皇太后安氏の外戚と皇后玉葉后の玉の一族で選ぶ話が進む中…皇太后派の人選が”子の一族”の反乱を彷彿させるなど、後宮に一波乱起きそうな香りが漂うのです。

 

薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻14話:患者の意思!

皇帝の取り巻きや医官たちの必死の説明のおかげで手術の日程が決まりましたが、それはそれでもし失敗すればと医局中に緊張が走ります。

そんな折また壬氏から猫猫に呼び出しが…非常事態です…皇帝自身が手術に難色を…壬氏宅には錚々たるメンバーが…その中に何故猫猫?。

皇帝は手術前に一席を設けたいとの事…呼ばれたのは阿多と壬氏…ここに皇帝が入れば非公式の親子水入らず…事実を知らぬは壬氏のみ。

皇帝のその申し出に阿多は猫猫の参加を条件づけたのです…飲み友達として。

 

薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻14話:告白・表!

一般の家であれば家族団欒ともいうべき一席…しかしそこにいるのは皇帝と元の上級妃、更には真の身分を知らない月の君そしてその思われ人の医官。

皇帝は手術を受ける前に遺言をしたためたいと考えている。

玉葉后のお子の東宮はまだ幼い…それならばいっそ月の君に真実を伝え…いつになく心を乱す阿多…そして月の君の脇腹の牡丹…。

月の君は…複数の女を相手にするほど器用さはない…一人で十分と言ってさりげなく猫猫に顔を向けるのでした。

 

薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻16話:告白・裏!

涙を一粒零した阿多は取り乱したと思い直し考える…皇帝は”天”でありその他は”人”、ならば月は…月を”人”のままにするには阿多の子で有ってはならない…真実が邪魔をする。

そして陽は手術を受け入ると決め、阿多のみがこの場に残ることを命じるのです。

皇帝は上を向いてずっと涙をこらえていた…阿多と2人の時は陽も”人”に戻るのか…阿多の母は皇帝の乳母であった水蓮…月の君の実の祖母…幼い頃からの愛おしい関係…阿多をどこにもやりたくなかっただけ。

そして今宵始めて阿多に分かったのは月の君は”天”ではなく”人”で有るということ…阿多は自分が”天”傍らにいる代わりの交換条件を出した…月の君の思うままにと…そして2人は明日に備え遺言をしたためるのでした…医官に罪は無いと…。

 

薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻17話:不安!

早々に団らん?の場を追い出された壬氏と猫猫は皇帝から手術の了承は取り付けましたが、万が一の場合の遺言の内容は知らされていない不安が残っています。

その遺言に月の君の名が記されたら…その時は私は隣にいなくていいですか…やめろ命令したくなる…以前に猫猫を妻にすると言った男は妃にはするつもりはない。

いずれにしてもどっと疲れが出てお腹も空いてきた猫猫、雀に刀削麺の美味しい店に誘われる…しかし皇族の壬氏が外食というわけにもいきません。

猫猫はソワソワしている壬氏に水蓮の鮑粥が食べたいと助け舟を出すのでした。

 

薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻18話:手術前!

手術を必ず成功させ皇帝をお救いする…医官全員の思いが結晶したような手術の設えは見事としか言いようのないものでした。

麻酔が聞いて来たのか皇帝の表情も落ち着いているのが猫猫の所からも見える…落ち着きすぎでは…麻酔の効きが早すぎやしないか…猫猫の頭にあの所の一説が霞めます。

慌てて華佗の書を捜しに行きその一節を見つける…虫垂が破裂すると一時的に痛みが引く…大変です!

猫猫の見立ては後宮医官たちをも動かしそれが正しいことを示すのです…さぁ大変です…手術を早めなければ…現場は騒然として行くのでしがた。

 

薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻19話:手術中!

いよいよ手術が始まり猫猫たちは術後班として外で待機して…その時でした手術室から大きな金属音が響きわたり、執刀医の劉医官が腕から血を流しながら飛び出してきたのです。

思ったより皇帝の麻酔が弱く手で払いのけたところに助手の手があたりそのような事態となったとの事、非常事態です。

急遽、老体の羅門が執刀することに…しかしさすがは羅門、破裂していた虫垂の処理も的確で患部切除は無事終了…しかしご老体はそこが限界…縫合は別の人に。

最初は猫猫が縫うと…でも羅門の体を支え続けた腕はプルプルです…満を持して悪態三昧だった天祐登場…性格とは裏腹に見事な技を見せ手術はなんとか成功したのでした。

 

薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻20話:手術後!

手術後は比較的穏やかに時が流れ、あの大変だった手術の時間が嘘のようです。

へとへとに疲れた猫猫は劉小母さんに抱えながら泥のように眠りこけてしまいます…起きるとそこは術後班用の部屋で女性用のベットが三つ…一つは劉小母さん、もう一つは猫猫そしてもう一つは強力な助っ人とのことですが…。

隣の術後室から皇帝と聞き覚えのある声が…水蓮…皇帝の乳母も務めた阿多の母…軽口で皇帝とのかつてのことでやり込める水蓮に護衛のものも扱いかねているようです。

そして水蓮に皇帝は聞くのです…瑞は知っているのかと…水蓮の答えは…知っていても知らなくてもどちらでも問題はありませんよ…世を揺るがすようなことが軽口で放されながら時は穏やかに流れてゆくのでした。

 

薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻20話:終話!

手術から半月ほどで皇帝は無事に公務に復帰することとなり、異例とも言える緊張感をともに乗り越えた医官たちは一斉に喜びを露わにしました。

手術後で医官たちが一番きつかったのは食事…皇帝が米粒のの無い粥ばかりなのに医官ごときにそれ以上の食事が出されることも無く、時折出される差し入れで凌いだのが正直のところでした。

猫猫も同じようなものでご馳走が準備してあると水蓮に誘われるまま壬氏宅に向かいます。

しかし壬氏も皇帝の公務をの代わりで干からびている状態…やがて気を利かせた皆が猫猫と壬氏を2人きりにようやく落ち着いた時間をともに過ごすのでした。

 

薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻感想!

ここでは、薬屋のひとりごと小説の単行本15巻について独自の感想を述べさせていただきます。

小説は漫画と違って読者の想像力を無限に膨らませることが可能な配信媒体です。

そこを踏まえてピント外れもご容赦を頂ければ幸いに存じます。

あしからず…!

 

薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻感想!

薬屋のひとりごと15巻は明らかに他の本作品の単行本よりも薄いです。

因みに前巻の14巻は398ページの紙数を費やしていました。

では15巻はどうか…それは270ページ…それで価格は一緒の本体720円…。

15巻の内容が薄いはずが無いのです。

 

皇帝を拒否した月の君は何を思う?

15巻では皇帝の抱えた病をストレスからと言い、この世の最高位を手にした帝の心労を描き、次世代を担う壬氏…花瑞月とその伴侶になるであろう猫猫に警鐘を鳴らしているように感じます。

15巻序盤では”なろう系”には無かった描写を書き加えることで、猫猫が成るべくして”その立場”に成った事を暗示しているようにも思えます。

不器用で複数の女性を相手に出来ない…したくないと言う皇弟壬氏…真実は皇子・花瑞月…またの名を月の君。

新しい時代は、この月の君の不器用さを支持する女性たちの思いを軸に幕を開けるのではないでしょうか!

 

皇帝が求めた小さな家族?

いらぬ心労を重ねるしかない今上皇帝は結果として最愛のものを失うしかありませんでした。

しかしその者たちがその心労に気付き更に救う手段を見つけ出し実行して行く…そこにはかけがえのない家族と言う姿が垣間見えるのです。

これは皇帝という名のただの男の、今でも愛して止まない最愛の人とそこに生まれた掛け替えのないお子の愛情あふれる物語。

猫猫はその家族それぞれの心に、自分の持てる力を全て出し切ってクールに相対して行くのです…いずれその”家”を盛り立てる嫁になる立場として…?

 

薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻レビューまとめ!

それでは薬屋のひとりごと15巻に対する評価や感想などを見ていきましょう。

朕
朕は何故に恨まれるのか…不可解なり…大いなる悲観と楽観は同じものでは無いのか?涙落つる。
読書ガール
読書ガール
阿多の”逆に恨まれないと思っているのか”が素敵だね。壬氏に出生の秘密が明かされるのも近いのかな?
哲学に生きる男子
哲学に生きる男子
生きるための投薬実験と生かすための手術の準備…全てに通ずる緊張感が良かったと思う!
地雷女子
地雷女子
先日ヘルニアの手術をしました。確たる麻酔のある時代に生まれてきて感謝です!

 

まとめ

今回は、薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻!感想とレビューまとめ!と言うテーマで進めてまいりました。

薬屋のひとりごとの今までの発売経緯から、次巻の発売は2024年の秋ごろになるのではないかと予想しています。

皇帝の手術も上手くいき、次はいよいよ壬氏と猫猫の仲が進展するのではないかと密かに期待しているところです。

それでは、薬屋のひとりごとネタバレ小説15巻!感想とレビューまとめ!これで終了とさせていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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