今回のテーマは、呪術廻戦の伏黒恵の技を一覧で紹介!能力や領域展開も徹底解説!と題してお伝えしてまいります。
伏黒恵は東京都立呪術高等専門学校の東京校1年生で2級呪術師として入学した逸材でもあります。
呪術界御三家の内、禪院家の血筋で父甚爾が養子に入った関係で伏黒を名乗るのですが、恵自身は禪院家の才を色濃く受け継いでこの世に生を受けたのでした。
その為、父伏黒甚爾と禪院宗家26代当主の直毘人に10億円で売られる約束がなされていたのですがさすがにそれは五条悟に阻止されることとなります。
禪院家は術式が全ての家柄で、それを持たずに生まれた者は宗家であろうと落伍者の烙印を押されるようなパワハラ一族で、呪力の優劣で階層づけられた独自の組織まで持っている家柄なのです。
しかし禪院宗家に術式を持たずに生まれゴミ扱いされた禪院真希の天与呪縛の覚醒で、宗家は壊滅に追い込まれたのです。
いずれにしても呪術界御三家の禪院家の持つ血筋を正しい形で色濃く後世に繋いでいくのは、伏黒恵に課せられることになっていくのではないでしょうか?
今回の記事ではその伏黒恵に刻まれた禪院家の術式を中心に呪術界期待の星の技に焦点を当てて行きたいと思います。
それでは、呪術廻戦の伏黒恵の技を一覧で紹介!能力や領域展開も徹底解説!早速進めてまいりましょう。
Contents
呪術廻戦の伏黒恵の技一覧!
野薔薇が悠仁のことで涙ぐんでるシーンを見ると恵の目線がしっかり野薔薇に向いているから、人に興味なさそうでも女の子(とか友人)の感情や様子の変化にはちゃんと気づける子なんだろうなって思う。
しかも口下手だからただアセアセってしてるところも“伏黒恵”って感じ。 pic.twitter.com/LWUEroMac1— (@juju__miru) June 27, 2023
伏黒恵は名門の血を引きながらも毒親甚爾のおかげで不遇の少年時代を過ごしています。
父親の甚爾は恵が小1の時に津美紀の母と蒸発、それ以来会いたいとも思っていなかったのですが、渋谷事変で思わぬ再会を果たすことに…?
恵の荒れた中学時代のことは呪術廻戦初期の起首雷同編で描かれていて、地元では知らぬものが無いほどの悪ガキで”そうそういないレベルの不良だった”とも言われていました。
そんな恵は自分の生い立ちからも将来呪術師になることに猛反発をしていたのです。
しかし、津美紀が呪いで倒れたことで”幸せになるべき善人が報われない事”に疑問を持ち呪術師を志すことになりました。
以来自分が幸せになって欲しい”善人”を救うことを基準として動いているようです。
その恵が救うべき対象は津美紀と何故か虎杖悠仁でその執着はとても強かったことから、津美紀に万が受肉した事実を知った時は相当こたえたようですね。
そんな絶望した魂の状態に付け込んだのが宿儺だったということです。
では、恵だけではなく…受肉した宿儺にもも使えると思われる、伏黒恵の技を見ていきましょう。
伏黒恵に発現した禪院家の血筋!
前述しましたように、禪院家は呪術界御三家の一つで強力な術式を持つ者を家系に取り込みながら発展してきた一族です。
呪術界への貢献度はピカイチで陣容的にも大きな派閥を形成してきた家柄になります。
宗家であっても術式を引き継いでいないものは落伍者の烙印を押される実力主義を推し進めてきましたが、”禪院家に非ずんば呪術師に非らず”という独善的な考えが結局は内から壊れていく原因となったのではないでしょうか?
呪術界御三家の禪院家相伝の術式を紹介!
強くなるため、呪霊を祓うための呪力を強くするためであれば何でも取り込んできた禪院家ですが、基本となる相伝の術式は2つになります。
十種影法術!
禪院家相伝の術式ですが、禪院宗家にその術式が刻まれたものが現れず一世代間をおいて禪院家から離れた伏黒恵に現れたことになります。
手で印を結ぶような影絵を実体化させる十種の式神術となります。
この術式では、最初に使えるのは2つの玉犬のみで、他の式神は自ら1対1の戦いで調伏しないと従えることが出来ないのです。
また調伏せずとも式神を召喚することは可能なため、かないそうもない敵に対してより強力な式神を召喚して敵もろとも自爆して果てるという方法も取れるようで…怖いですね。
また、式神2体を掛け合わせて使うことも可能となり、破壊された式神は再生不能となり2度と召喚出来なくなりますが、その式神が残した術式と呪力は他の式神に引き継がせることも可能となります。
伏黒恵に現れた禪院家相伝の術式はこの十種影法術となり、次に紹介する投射呪法の術式は刻まれていないようです。
個別の式神については記事後半に記載してありますので是非ご覧になってください!
投射呪法!
自分の視界の範囲内であらかじめ作っておいた動きを高速で後追いする体術。
1秒を24分割したアニメのスピード感を実際の戦いに応用するようなイメージでしょうか?
且つこの術者に触れられたものは、即座に自らの1秒24分割をイメージしないと1秒間動きをフリーズさせられるという技になりますので、ほぼこの段階で相手は1秒間身動きが取れない状況に陥ることになるのです。
因みにこの術式は伏黒恵には刻まれず、主な使い手は禪院直毘人と禪院直哉で禪院宗家に顕現れたようです。
呪術廻戦の伏黒恵の能力は?
伏黒恵くん人気投票1位おめでとうございます! pic.twitter.com/7nQyxrItcH
— ゆか (@v9xkium9sg) July 3, 2023
伏黒恵の戦い方は主に生得術式の十種影法術を活用することになりますが、呪術高専1年先輩の禪院真希から呪具の扱い方を仕込まれて以降戦い方の幅も広がったようです。
基本は式神と連携して近接戦に持ち込み相手を追い詰めていくという戦法が多くなりますが、片手で扱える呪具を式神と併用する姿も見られます。
しかし呪術高専の担任でもある五条悟からは、その能力を高く評価されながらも-死んで勝つと死んでも勝つは全然違うよ-と言われ前述の自爆技に甘えていると指摘を受けるのでした。
また、後に受肉されてしまう宿儺からは術式の応用力や潜在的な力を評価され”唯一の興味対象”とまで言われています。
しかし、生得術式でもある十種影法術を”宝の持ち腐れ”とも指摘をされたことから、特級レベルから見ればまだまだ、虎杖悠仁にも引けを取らないと言われているポテンシャルを出しきれていないのかもしれません。
術式①:十種影法術!
この術式に関してはいくつか前述しましたが、伏黒恵には他にもその応用性を活かしている姿が見られます。
影を呪力の媒介とする特性を活かしての応用は?
- 自身の影に呪具を格納する!
- 影を落とし穴として使う!
- 他者の影に自由自在に入り込んでの不意打ち!
等々、戦局を変えるような応用を効かせられるようになったのも五条悟や呪術高専の仲間たちとの触れ合いの中から出てきた成長の姿なのかもしれません。
術式②:調伏の儀!
十種影法術で式神を操るには調伏の儀を通過する必要があります。
これは基本タイマン勝負でなければならず、人の力を借りて式神に勝てたとしてもそれは調伏成功とはなりません。
また調伏の儀に入るには、その終了条件が厳格であるため生きるか死ぬかの覚悟を決めて儀式に入る必要があるようです。
その終了条件とは”儀式参加者が全滅するか、参加者により式神が倒されるか”と言ういずれかしかありません。
また儀式参加者は儀式中にどんな傷を負っても死亡せず仮死状態となり、終了条件が整い次第死亡するということになるようです。
これは儀式が途中で中断されるという事態を防ぐために、このような手段が取られるようです。
従って調伏の儀を行う際は最初に言ったように死を覚悟して臨むことが必要になるということです。
術式③:式神!
それでは、十種影法術の式神を紹介していきましょう。
玉犬:白!
術者が最初から扱うことが可能な白い犬の式神です。
額に道反玉の紋様が刻まれていて、爪と牙による攻撃や犬らしく嗅覚による呪力の探知能力も併せ持つ式神です。
虎杖悠仁と釘崎野薔薇に可愛がられた式神ですが、残念ながら少年院での呪霊に破壊されてしまいました。
そして玉犬・白が残した力は玉犬・黒へと引き継がれたのです。
玉犬:黒!
こちらも術者が最初から使役可能な式神となります。
額には死反玉の紋様が刻まれています。
前述したように少年院で破壊された玉犬・白の能力を受け継いだのちは玉犬・渾として活躍しています。
玉犬:渾!
玉犬・黒が白の能力を引き継いだ後、力が強化された式神となります。
額には黒と白の紋様が引き継がれ刻まれています。
黒と白よりも凶暴な顔つきとなり背中の毛も立て髪のように荒々しく逆立って相手を威嚇しているようです。
2足歩行もできて、その場合は後ろ足で立ち上がり前足の爪で必殺の攻撃を仕掛けることになり、まるで狼男のような力を垣間見せてもくれます。
伏黒恵が最も頼りにしている式神で攻撃力と機動力に優れ、主人を載せたままでも高速で動き回れるパワーに、特級呪霊である花御にも傷を負わせるほどの力も併せ持っているのです。
鵺!
髑髏の仮面を被ったような表情をした怪鳥の式神です。
両手を交差して翼のように広げた影絵で召喚します。
飛行力は勿論の事、まとう呪力が電気を帯び、これによる電撃体当たりが得意技になります。
狭い場所では扱いづらいところもありますが、逆に狭いところに出現させて防壁としたこともありましたね。
大蛇!
強大な白蛇の式神です。
頭に生玉の紋様が刻まれています。
片手の影絵で召喚が可能なことから奇襲に適していると言われていましたが、少年院で鵺との合わせ技を宿儺見極められ一撃で破壊されてしまいました。
大蛇の能力は他の式神に引き継がれるはずですが今の所それを顕現した式神は現れていません。
蝦蟇!
大きなガマガエルの式神です。
蝦蟇の長い舌での攻撃や拘束、味方の怪我人などの救出や移動にも役立つ便利な式神となりますが今のところあまり出番は巡ってこないようです。
不知井底!
鵺と蝦蟇を合わせた拡張術式による式神で蝦蟇に羽が生えています。
主には敵への撹乱や味方の援護に使われますが、単体の鵺と蝦蟇よりは戦闘力は弱いです。
しかし複数体召喚できることと破壊されても再度顕現させることが可能なため伏黒恵は多用しているようです。
しかし蝦蟇か鵺どちらかを破壊されると拡張できなくなるため、両方大切に活用してほしいですね。
満象!
子供の象のくらいのサイズの式神です。
額に辺津鏡の紋様が刻まれています。
比較的最近に調伏した式神でもあり、京都姉妹校交流戦では上手く使いこなせない面が目立ちました。
主な攻撃は、鼻からの大量の水で敵を押し流す方法とその巨体を利用しての押し潰す方法などがあります。
しかしこの巨体を扱うには呪力消費量が激しいという欠点もあるようです。
脱兎!
白うさぎの式神です。
攻撃力は無いものの、大量に召喚できることから陽動作戦や目眩し・撹乱に使えることから伏黒恵も積極的に活用はしているようです。
またどれだけ破壊されても幾らでも呼び出せるという強みもあるようです。
円鹿!
伏黒恵は調伏していませんが、宿儺が受肉してから調伏の儀を行なった式神です。
四つの目を持つ巨大な鹿の式神で左首筋に死返玉の紋様が刻まれています。
巨大な体躯を生かした突進技が得意で、その突進力は相手との間に助走距離を取るほど威力が増すという特性を持っています。
貫牛!
同じく宿儺受肉体となってから調伏した巨大な黒い牛の式神です。
額に蜂比礼の紋様が刻まれています。
こちらも巨躯を活かした突進技が得意技となります。
八握剣異戒神将魔虚羅!
歴代十種影法術の術師には調伏できなかった式神で、伏黒恵の奥の手と言える最強の式神となります。
両手を前に出し”布瑠部由良由良”と唱えれば召喚可能となります。
筋肉質の人型式神で、体躯は伏黒恵の2倍以上あり、目に当たる部分に左右2対で4枚の翼を持っています。
また背中には八握剣の紋様のパーツが光背のように有り右手には剣を持っているといういかにも最強と言った風体をしています。
発動条件が容易である事、複数人で調伏の儀に入れる事、どのタイミングでも調伏の儀を開始できることなどから、昔から究極の自爆技として活用されてきた経緯が有ります。
一度食らった攻撃に対しては背中の方陣が回転することで、その攻撃に対する耐性を獲得するすることができるという事、更に相手の状態に合わせてより有効な攻撃をするという特徴があります。
始末に悪いことには、この時同時に体の回復も行なっているようです。
このことから魔虚羅の能力は”最強の後出しジャンケン”とも言われているのです。
更に右手に握っている退魔の剣は対呪霊用に特化したもので、反転術式と同じプラスのエネルギーを纏っているのです。
宿儺もこの退魔の剣の威力は、自分が相手であれば一撃で消し飛んでいたと認めているのです。
この魔虚羅の最強後出しジャンケンに勝利する方法はただ一つ、召喚直後一撃で倒す事と言われています。
五条悟であれば六眼による召喚のタイミングの見極めと虚式”茈”で一撃で倒せる可能性はあるのでは無いでしょうか?
呪術廻戦の伏黒恵の領域展開も徹底解説!
私がえり足に目覚めるきっかけとなった男、伏黒恵 pic.twitter.com/axVWTCfX3E
— 楪 ゆづる (@Yuzuriha_225) June 28, 2023
呪術廻戦に登場当初は領域展開までは使えなかった伏黒恵が、起首雷同編で習得した”嵌合暗翳庭”!
巨大な腰椎が宙に浮く液状化した空間で影に埋め尽くされた領域を展開する必殺の技になります。
嵌合暗翳庭!
上下左右360°すべての影の壁から無尽蔵に出てくる式神召喚による攻撃がメインとなります。
また伏黒恵も術式の解釈を広げる努力を重ね、影として自分の分身を作り出したり、相手の影に入り込み不意打ちをしたりと実用的な応用の効くようにグレードアップをしています。
また領域内にある影は底なし沼のように物体を飲み込む性質を持っていて、引きづり込まれたものは呪力を使って足場を作らない限り助かることはないと言えます。
しかし領域を展開できるようになってからまだ日も浅く、物理的にそこに有る閉鎖した空間を領域として活用したり、必中効果も付与されていないことから早期の完成をと期待するばかりです。
まとめ
伏黒恵、さすがの1位
おめでとう!!!!㊗️
※第3回人気投票結果
※当然のように野薔薇ちゃんがいる。#呪術本誌 pic.twitter.com/IxFe0SP7o8— すじこ(塩) (@180401_sujiko) July 2, 2023
今回は、呪術廻戦の伏黒恵の技一覧!能力や領域展開も徹底解説!というテーマでお伝えして参りました。
楽しんで読んでいただけましたか?
伏黒恵は平安呪詛師の暗躍で最愛の姉を自らの手を染めて葬ることとなったり、魂を沈められて宿儺に受肉されたりと今不遇の時を過ごしていると言えるのかもしれません。
しかし、先生である五条悟や同級生の虎杖悠仁だけではなく、伏黒恵という仲間を救い出すために多くの呪術師たちが今一堂に会しています。
もしかしたら、平安呪詛師軍団もしくは更にその奥に潜む日本に巣食う呪いの力を打破する者は最終的にはこの呪術師の仲間たちなのかもしれないと思っています。
そしてそこには伏黒恵と同じく志し半ばに倒れた者たちの姿も有ってほしいと心から願っています。
強く聡いものを育てる…そして強く聡いものたちが日本を救い出す。
そんな最終章を願って、宿儺に受肉され思いとは裏腹に敵となって戦っている伏黒恵の技を特集してみました。
それでは、呪術廻戦の伏黒恵の技一覧!能力や領域展開も徹底解説!これで終了したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。