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キングダム傅抵の最期は死亡する?史実で実在していたもかも徹底調査!

キングダム傅抵の最期は死亡する?史実で実在していたもかも徹底調査!
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今回のテーマは、キングダム傅抵の最期は死亡する?史実で実在していたもかも徹底調査!と題してお伝えして参ります。

李牧の懐刀と言われる傅抵のキングダム初登場は蕞での合従軍との攻防、つまり李牧が起こした合従軍と秦国の最後の決戦での事でした。

漫画で見ると、第332話-蕞(さい)に告ぐ-・・・李牧が蕞の住民に降伏するように勧告するあの名場面です。

しかしこの時に咸陽を守る文字通り最後の砦で有る城塞都市-蕞-に秦王嬴政がいる事を李牧をはじめ合従軍はまだ知りません。

秦国がかつて無い滅亡の淵に立たされた正史にも残る蕞の攻防戦!

傅抵はその時-20歳そこそこ-で三千人将だったとキングダムでは描かれています。

その若き趙将の活躍を見ながら、史実はどうなのかそしてその傅抵の最期はどんなものかも併せて掘り下げていきたいと思います。

それでは、キングダム傅抵の最期は死亡する?史実で実在していたもかも徹底調査!早速進めてまいりましょう。

 

キングダム傅抵の最期は死亡する?

キングダム漫画第332話-蕞(さい)に告ぐ-はテレビアニメでは3期19話-政、語りかける-に収められています。

政とは嬴政・・・第31代秦王即ち後の始皇帝の事!

漫画のサブタイトルで蕞に降伏を勧告したのは李牧!

アニメのサブタイトルで政が語りかけたのは蕞の住民3万人!

秦王嬴政が真の王へと成長していく序盤のクライマックスと言ってもいい合従軍との攻防戦のラストで奇しくも傅抵は登場します。

風雲、急を告げるこの戦国の世を駆け抜ける一方の若武者として!

結論から先に言いましょう。

キングダムでの傅抵は趙国が亡びる時には祖国と命運を共にすると思いますが秦国と趙国の戦いの最後まで戦いきった上で最期は壮絶な戦死を遂げるのではないかと考えています。

趙国が亡びるのも秦の中華統一への侵攻によるもので紀元前228年となります。

今キングダム連載(745話)は肥下の戦いの真っただ中の紀元前234年でまだまだ6年程度ありますからこれからも傅抵はキングダムの中で輝く活躍をしてくれるでしょう。

仮に主である李牧に準じるにしても李牧が亡くなるのは紀元前229年、趙国滅亡の前年です。

と言うより王翦の謀略での李牧が死罪となった事により趙国が持たなくなったという方が正しいでしょう。

李牧の断罪後には司馬尚も更迭されています。

支える者たちが命をとして守ろうとしても屋台骨が朽ちてしまっている国は滅び去る命運を避けることは出来ないことは歴史が証明しています。

傅抵も李牧とともに心ならずも滅びゆく者の美学を全うして華々しい功績を残し逝くものと思われます。

 

キングダム李牧の懐刀の傅抵とは?

キングダム傅抵初登場の時のプロフィールを簡単に言うと下記になります。

  • 齢、二十歳そこそこ。
  • 趙軍三千人将。
  • 自称、先々‐三大天‐最後の一席を手にする男。
  • 自称、カイネは将来の嫁。

三つ目四つ目はともかく少し信と比較してみましょうか?

合従軍が秦国を攻めてきたときの信の年齢は18歳でした。

そしてその時の信の将としての階級は千人将!

因みに信は合従軍戦での論功行賞で三千人将に格上げになり、それに浮かれて三千人の点呼を取っていたのがつい先日の事のようですね。

そして信が目指すの勿論天下の大将軍・・・追々新たな秦国六代将軍が創設され今(漫画745話)の段階では5人までが確定してしまっていますが…。

傅抵が何か信と因縁めいたものを感じるのは僕だけでは無いでしょう?

蕞城南壁攻防戦では信と傅抵で初めての手合わせをすることになります。

傅抵は旧三大天の1人廉頗の四天王のひとりであった輪虎を討ち果たした武将として信の事を知ってはいたようです。

その傅抵の強さの特徴は圧倒的な速さで二本の剣を縦横無尽に操るところにあります。

傅抵の武力を公式ガイドブックに求めると91で登場する武将たちの中での強さの序列は39位(2021年版)

一方の信の武力は93で順位は23位+αと記載されています。

ご参考までに強さ1位武力100は2名で蒙武と龐煖の2名!

合従軍で蒙武に敗れた楚の汗明は3位で武力99、同じくあのランカイが3位です。

信たちと同年代ではやはりと言うか羌瘣が9位で96+特大αと評価されていました。

しかし、幼少期は蒙武より強かったと言われ毐国の反乱で一撃必殺包雷の陣形で敵将戎翟公を瞬殺した昌平君が46位で武力90ですからその時々の境ランキングと一緒で変化のあるレベルなのでしょう!

 

キングダム傅抵の過去の活躍は?

李牧の戦略により眠ることを許されなかった蕞城とはいえ翌朝の城壁の上で傅抵は飛信隊の百人将竜川を瞬殺で戦闘不能にしています。

その後も信を目指して城壁の上で暴れ回る傅抵に信が切りかかります。

しかし傅抵の速さに信は追いつけません!

‐ちょっと期待しすぎたか、廉頗の四天王の輪虎を切ったというお前の実力に、つまりだ、二十歳そこそこのこの俺は既に輪虎なんかぶっちぎっているという・・・‐とうそぶく傅抵に信が嚙みつきます。

‐ふざけんなァ、てめえなんざ輪虎の足元にも及ばねぇ‐!

参考までに輪虎の公式武力は信と同じ93の23位です。

その後もなかなか傅抵の速さについていけない信でしたがその速さが羌瘣のそれと重ねあったその瞬間ともに切磋琢磨した練習の光景が甦ります。

‐お前は相手の剣が速い余りに間合いに入る前から剣を振っている、だがなまじその反応が的確なため誘導しやすい‐!

降らされていたことに気づいた信、もはや傅抵はその敵ではありませんでした。

‐つまりは、誘いに乗るなという事だ‐!

悟った信の一撃に傅抵は吹っ飛んでしまいます。

‐ずいぶんと軽いんだな、三大天て‐!

その後、傅抵は竜川リベンジ渾身の体当たりで吹き飛ばされ先に城壁から落とされたカイネとは違い部下も受け止めてくれませんでしたね。

傅抵とはこういう役回りが多く、イケメンの若武者なのにどちらかと言ううと色物系の役回りが多いようではあります。

他には二十歳そこそこで三千人将ですから将としての腕前も李牧の認めるところなのでしょう。

その辺の戦いぶりは趙攻め編の王翦の挟撃に馬南慈軍とともに対抗した時、一翼を担った事でもその実力が見て取れます。

 

傅抵の活躍が肥下の命運を左右する?

今(漫画745話現在)キングダム連載では遂に秦六代将軍の1人である桓騎将軍を追い詰めたはずの李牧軍が逆に本陣奇襲を受けているところです。

宜安城におぞましき‐肥下に惨劇を史に刻む‐というメッセージを残して宜安から忽然と姿を消した桓騎軍に黒羊の悪夢が蘇ってきた李牧軍は取るものも取らず一斉に肥下城に駆け続けます。

そのために手薄となった李牧本陣、元々がその手筈なのか桓騎軍本体が奇襲をかけたのです。

狙うは李牧の命のみ!

ゼノウ、朱摩、黒桜、厘玉次から次と入れ代わり立ち代わりで手薄になった本陣の李牧だけを狙う戦法!

既に李牧の盾を自任するカイネは李牧を狙った黒桜姐さんの一の矢二の矢ををその体を文字通り盾とし瀕死状態。

そこに本陣救援に一番乗りで駆け付けたのが誰あろうと馬南慈の息子馬風慈でした。

傅抵は危機一髪得意の二刀の内の一刀を李牧に切りかかっていた桓騎兵に投げ刀で始末したため手元には一刀しか残りません。

その為か武力では勝るはずの厘玉にも手こずってしまいます。

そのカイネを守ろうと再三死地に戻る李牧、そんな李牧に遂に桓騎将軍が颯爽と襲い掛かったのです。

その鋭い一撃に一命は何とか取り留めたとはいえ額を割られた李牧。

その李牧から下知が下ります。

‐傅抵、桓騎を狙いなさい‐!

参考までに桓騎将軍の公式武力は傅抵よりも上位の93です。

目の前で将来の俺の嫁と言ってはばからないカイネを瀕死状態にされこれで奮い立たなければ漢じゃありません。

ここは傅抵、千載一遇の漢を上げるチャンスです。

果たして傅抵は武将としても武力でも格上の桓騎将軍にどう挑んで行くのでしょうか?

この戦い、桓騎将軍には一つ絶対条件があります。

これ以上援軍が来る前に李牧の命を取る事!

それを逆に見れば、李牧本陣側も一つ注力すれば良いことになります。

次の援軍が来るまで李牧の命を守り切れれば勝ちであると!

ここを理解すれば格下の傅抵がやるべきことは明白です。

時間稼ぎ!

傅抵には桓騎将軍を自分の手で片づける事よりも主である李牧を死地から救う事、そして将来の嫁と考えているカイネの命をつなぎとめる事。

そうである以上、ここで傅抵がわざわざヒーローを目指す必要はないでしょう。

傅抵の活躍がその方向に向かって行けば肥下の戦いも次の局面に入っていくものと思われます。

 

キングダム傅抵は史実で実在していたもかも徹底調査!

趙軍将軍の傅抵は史実に名前が残る実在の人物です。

紀元前240年に当時の趙国の王であった悼襄王から将軍に任命されて平邑という地方に配属されたことが史記に記されています。

キングダムは史実を曲げずに物語を織りなしていくという不文律があります。

そこから見た傅抵はどのようにキングダムの傅抵に落とし込まれる可能性があるか見て行きたいと思います。

 

傅抵の活躍を史実から調査!

中国一級の歴史書、司馬遷の史記!

ここに傅抵が登場すると書きました。

しかし、それ以上の事を云えないのです。

実は史記に記されている傅抵の記述はたった一行!

  • 悼襄王5年(紀元前240年)傅抵を将軍に任じ平邑に配置する、また慶舎を将軍として東陽河外の軍を率いて河梁を守らせる。

たった一行とはいえ色んな事を示唆してくれそうな一行です。

紀元前240年とはあの合従軍が秦国を攻めた翌年となります。

実際の所、紀元前241年に龐煖が攻めた4ヶ国合従軍が蕞攻めで有り、楚の春信君が5ヶ国合従軍で攻めたのが函谷関の攻防戦なのです。

その後、龐煖は紀元前236年に燕攻めを指揮したとあるが、その隙を突くように秦国が趙を攻めたのが鄴や閼与などを落とした趙攻め編となっていくのです。

その年悼襄王の崩御により幽繆王が即位しますが、龐煖は幽繆王の時代には用いられることは無く記録には名前がありません。

更に、史実で李牧が合従軍を率いたことは無いようです。

史実で李牧が趙中央軍を束ねることになったのは紀元前234年扈輒が指揮を執る軍勢が平陽で秦に敗れて、10万人が犠牲になった後の事になります。

それよりも以前、紀元前240年に慶舎とともに将軍職に任じられた傅抵はやはり大物なのでしょう。

配置された平邑とは斉の国の首都である臨淄の南側国境にある都市になります。

当時、趙北方の守護神となって匈奴から趙国を守っていた李牧!

そしてその時趙国が警戒しなければならなかった国境を接する斉の国。

この東側の守護神として任じられたのが傅抵であった考えて良いのではないでしょうか?

そしてその時はまだ健在だった龐煖が邯鄲を中心とする南方の守護を!

更に言えば慶舎が秦国との国境となる西側を守り、それがキングダムでは黒羊丘の戦いとなって描かれていることも想像を逞しくすれば十分にあり得ることと思いますがいかがでしょうか?

そこに来て当時の斉の国王建は外征をほとんど行った記録が無かったため傅抵の記録がこれ以上残らなかったのではないかと想像されます。

 

傅抵とカイネと結婚できる?

傅抵が自分の将来の嫁と言ってはばからないカイネ!

このカイネの方は傅抵と違って史実には登場せず、キングダムのオリジナルキャラクターと考えられます。

オリジナルキャラクター故に色んな設定が可能という事になります。

まずカイネの年齢は、傅抵とタメ口を聞いていることから同年代と思われます。

キングダム合従軍戦の紀元前241年当時の傅抵は二十歳そこそこ、信は18歳!

カイネは信よりはお姉さんに見えますよね。

そして、キングダムでの李牧との関係で言えば李牧が雁門に赴任し匈奴10万人を討ったのが紀元前244年。

その時カイネは両親を亡くしたと言われていることからまだ未成年だったと思われます。

しかし李牧に食って掛かる女丈夫ぶりを見るとやはり今でいう高校生ぐらいの年齢には達していたのではないか?

仮に傅抵と同い年で有ったとしたらその時18歳そこそこと思われます。

史実で李牧が亡くなる年は紀元前229年と決まっています。

そうなると傅抵とカイネは李牧が亡くなる年には31歳と想定できます。

その時のカイネの気持ちを考えると胸が張り裂けそうですが、やはりカイネは誰かしらと結婚はしている年齢と考えて良いのではないでしょうか?

そしてその相手は李牧でしょうか傅抵でしょうか?

 

キングダム傅抵の最期を大胆予測!

一代の英傑である李牧は悲惨な最期を迎えます。

  • 李牧は代郡・雁門郡に駐屯した期間、軍を率いて匈奴を大敗させた。
  • また、肥下の戦い・番吾の戦いで秦を大敗させ、武安君に受封された。
  • だが、最終的には讒言を信じた幽繆王によって殺害された。
  • 李牧の死後、趙の首都邯鄲(現在の河北省邯鄲市)は秦軍によって陥落し、幽繆王は捕虜となり、趙は滅んだ。

これが李牧にまつわる史実となります。

他の史実から、李牧は王翦の謀略による趙国奸臣郭開の讒言により幽繆王に捕らえられ処刑される運命となります。

そこから考えられるキングダムの物語構成はどうなるでしょう?

李牧が失脚した時には既に傅抵が史実よりは若干遅くなりますが斉との国境を守る将軍職に就いていることがまず考えられます。

その奥方はカイネでは無いのでは、やはりカイネは李牧を慕って最後まで李牧の盾として守ろうとするのではないでしょうか。

そして李牧が処刑された後をカイネは追うはずです。

悲しい結末ですが、傅抵もその弔い合戦で趙国末裔の代の王である嘉とともに秦と戦って死に場所を求めるという展開が順当のような気がしますがいかがでしょうか。

但し、ハッピーエンドだとすればその時の西方の将軍傅抵の手引きにより皆で北方に逃れ田畑を耕し平民として幸せに暮らすという道も…?

 

まとめ

今回は、キングダム傅抵の最期は死亡する?史実で実在していたもかも徹底調査!と言うテーマでお伝えして参りました。

キングダムの若き将傅抵の史実とキングダムでの姿を考証してまいりました。

今(連載745話)肥下城下の奇襲戦で、李牧から桓騎将軍を狙うよう下知が下った傅抵!

李牧の盾を自任するカイネが瀕死状態の今、李牧を守るのはその剣を自任する傅抵しかいません。

最強の剣士の割には今まで色物シーンの多かった傅抵!

これ以降、祖国である趙国が滅亡するまで史実から見れば本当の意味での活躍のストーリーが待っていると思われます。

これからが楽しみなキングダム傅抵、まずは桓騎将軍との一騎打ちがどのような展開になっていくのかしっかりと目に焼き付けていきましょう。

それでは、キングダム傅抵の最期は死亡する?史実で実在していたもかも徹底調査!へこれで終了とさせていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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