今回のテーマは、呪術廻戦の禪院真希は最後どうなる?宿儺との戦闘で死亡する?と言う内容でお伝えしてまいります。
呪術高専東京校2年生の禪院真希はその強さに反して呪術師としての等級は何故か4級でした。
それは生まれつきの真希の体質によるもので、それが原因となり生家である呪術界の名門・禪院家に疎まれたためだったのです。
これまでの真希の半生は、その禪院家を見返すために生きて来たと言っても過言ではないでしょう。
この記事ではその禪院真希が並居る呪術師たちと渡り合って来た歩みに加え家族との関係も見て行きたいと思います。
そして、やがて最強の存在にまで覚醒を重ね成長した禪院真希の戦いの先に待っている、最後の瞬間を考察して行きたい考えています。
それでは、呪術廻戦の禪院真希は最後どうなる?宿儺との戦闘で死亡する?早速進めてまいりましょう。
Contents
呪術廻戦の禪院真希は最後どうなる?
今週の呪術廻戦
双子の片割れ(禪院真依)と呪力を捨てたことにより、禪院真希さんの天与呪縛がパパ黒に匹敵するレベルになったのか
ゴリラ廻戦…#呪術廻戦 pic.twitter.com/QV2XAJ4Dz1— 平田神虫 (@yoyattoru7) May 24, 2021
呪術廻戦の最終局面とも言われている人外魔境新宿決戦で禪院真希は呪術高専側の切り札として宿儺の前に立ちはだかりました。
五条悟に乙骨憂太という最強の特級呪術師を倒してきた宿儺との決戦、そのクライマックスとも言える場面に禪院真希は登場を果たしたのです。
その決戦の行方も気がかりですが、まずは禪院真希の出生や家族との関係、そして最強となって行く道のりを見て行きたいと思います。
禪院真希の出生の秘密と母との関係!
古の昔から呪術界の御三家である禪院家に生を受けた禪院真希は生まれつき呪力が希釈な上に生得術式も無く、倒すべき対象の呪霊すら目視することが出来ない落ちこぼれとして育ってきたのです。
実の母からも”産まなければ良かった“とまで言われ、実家では使用人同然の下働きを強要されるなど虐待同然の扱いを受けて来たのです。
その代わりと言って良いのか禪院真希は男勝りの反骨心に恵まれ、虐げられてきた生家・禪院家を見返すために呪術師として大成すると決め家を出たのです。
そして呪術高専東京校に入学し呪術師としての道を歩み始めるのでした。
しかし呪力をほとんど持たない真希が呪術師として生きてゆくには、呪具の扱いを鍛えて行くしか手は無かったようです。
元々が身体能力に恵まれていた禪院真希は日々訓練を重ねた末に、”呪具の扱いなら学生一”とまで言われるまでに成長して行くのです。
渋谷事変・禪院真希の容姿の変貌!
渋谷事変を境に真希の姿は…同じ人間かと思う位に激変しました。
漏瑚の攻撃を受けて大やけどを負ったせいです。
共に戦っていたのは禪院直毘人・七海建人でした…そしてその後で九十九由基に救出され窮地を脱するのですが、致命傷にもなりうるような重症でした。
ここで御三家に産まれながら呪力をほとんど持たない代わりに得た天与呪縛…その肉体の頑強さで一命を取りとめるのです。
トレードマークだった下縁のメガネは壊れさらりとした長い髪は焼け、一番残念なのはあの色白のきれいな肌は全身やけどの跡が残ってしまったのです。
そしてメガネは1年の時にかけていた縁なしメガネに戻り、短髪のボーイッシュな感じに変わり元々がバッキバキの腹筋と言われていた強靭な姿に変貌を遂げるのでした。
やけどの跡を隠そうともしないのはこれからの志の表れと頼もしささえ感じさせてくれます。
そしてその真希は羂索が企んた死滅回游の泳者としての行動に入って行くのでした。
妹・真依の死を乗り越えて!
双子の妹・禪院真依とは真希が一人で家を出ることで仲違いと言う関係となってしまいます。
しかしその実、お互いは幼い日の仲が良かった頃の思いが心の奥底には存在していたのではないでしょうか。
特に真希にとって真依はいつでも…今でも愛おしい妹で有り、真希が家を出た理由の一つも実家の中に居場所を与えられなかった姉妹に…少なくとも妹の居場所を作るためでもあったようです。
その妹・真依との悲しい死別が真希に大いなる力を与えることになるのです。
死滅回游のために呪具を揃えようと考えた真希は、その禪院家相伝の能力顕現故に禪院家の当主として売られた伏黒恵の応援も得て実家の忌庫に入ります。
しかしそれは実の父・禪院扇との戦いと名門の勢力争いをも意味していたのです。
娘たちを自らの人生の汚点としか見ていなかった禪院扇は、真希と真依を完膚なきまでに叩きのめした上に瀕死の2人を呪霊が巣食う懲罰部屋に閉じ込めるのでした。
結果として妹の真依はそこで息絶えることになるのですが、その時真希に残った僅かな呪力を全部持って逝くことで姉の類まれなる能力…呪力を捨てることで得られる天与呪縛の才を開花させることになるのです。
禪院真希の覚醒への道程!
それは禪院真希が驚異的な身体能力フィジカルギフテッドを手に入れた瞬間でもありました。
その時、真希の手には妹の形見となる釈魂刀レプリカが握られていたのです。
その後、真希は妹の遺言となった言葉-一つだけ約束…全部壊して-という願いを守る為に行動をして行きます。
そして名門・禪院家の次期当主の禪院直哉と実の母をも手にかけると言う悲しい戦いに真希は身を投じ実家を崩壊に追い込むことで、自らの出生に関わる確執を終わらせるのでした。
その戦いの後、真希は死滅回游の泳者として参加…桜島結界で戦いに突入しその中で従兄でもあり天与呪縛フィジカルギフテッドとしても先達でもある天与の暴君と呼ばれた伏黒甚爾の域にまで達することとなるのです。
呪術廻戦の禪院真希は宿儺との戦闘で死亡する?
呪術0見てきました!!!!!!!!!
そしてこれはマジでクソダサい眼鏡をかけないといけない天与呪縛を受けている禪院真希 pic.twitter.com/Aph3eS63Cy— 新川 閑琉︎︎︎︎︎︎ (@SNKWSZR) January 3, 2022
桜島結界、加茂憲紀と協力して呪霊と呪術師を祓い続けていたところ…遥か上空から巨大な芋虫のような態をした呪霊が下りてきたのです。
禪院直哉が呪霊となって復活したのです。
ここからの件は呪術廻戦の単行本22巻に丸々掲載されていますので是非ご一読ください。
呪術師を倒す時は後に呪霊に転じないように呪力で倒すとされています。
しかし完全な天与呪縛となるために僅かに残った呪力も妹が取り払ってくれた…その真希が手をかけた直哉がこうなることは想定出来た事…。
禪院真希・死滅回游から新宿決戦へ!
直哉との死闘で圧倒的に不利な状況をひっくり返したのは真希や加茂憲紀ではなく、釈魂刀レプリカを真希から投げ渡された大道鋼でした。
何故か真希が持っている時よりも切れ味が一味も二味も違う…完全な天与呪縛として覚醒した後でも真希には到底及ばなかった”天与の暴君”伏黒甚爾との差…教わるということが出来なかった真希。
桜島結界の駆け引きの中で大道鋼の持つ圧倒的な殺傷能力…そして三代六十四と千を超える相撲の取り組みをすることで学んでいった真希はようやく甚爾と同じ域に到達を果たすのです。
そして直哉の領域展開の必中効果を認識されることもなく領域ごと直哉を断ち切るのでした。
ここに最強の鬼人と化した天与呪縛フィジカルギフテッド禪院真希が大きく覚醒を果たすのです。
その力を持って禪院真希は、平安呪詛師と高専呪術師との最強決戦となる人外魔境新宿に姿を見せるのでした。
宿儺を相手に禪院真希の更なる覚醒は有るのか?
禪院真希が宿儺の前に姿を現したのは、乙骨憂太の領域展開”真贋相愛”の結界と共に乙骨憂太が宿儺の斬撃にやられた瞬間でした。
呪力を持たない透明人間の禪院真希は背後から完全体宿儺に迫り釈魂刀レプリカで宿儺の魂を突きさしたのです。
最強の呪術師とその存在自体が呪術師を否定する天与呪縛フィジカルギフテッドの対決…呪術と肉体の決戦は…最強呪術師としての使命感を始めて持った宿儺の黒閃によって決まったかに見えました。
その後、呪術高専で真希の担任である日下部篤也が登場しその後夏油一派のミゲルとラルゥの参戦の中で、黒閃を喰らってもなお決戦の場に真希はその姿を現したのです。
死滅回游では天与の暴君と肩を並べるフィジカルを手に入れ、ここ新宿決戦で真希はまた新たな覚醒を見せてくれるのではないでしょうか。
新宿決戦の結末と禪院真希の死生観?
その覚醒は妹の真依が残してくれた釈魂刀レプリカで、最強呪術師であり完全体となった宿儺の魂を狩る最強への覚醒ではないでしょうか。
桜島結界で直哉は、自分を倒したのは真希の母親であるとカミングアウトしていました。
その母は死にゆく際に双子の子供たちを思い出しながら”産んで良かった”と肯定の言葉をつぶやきながら逝ったのです。
これは多分に逆説的な話となりますが、御三家・禪院家がある内は名門にはあるまじき呪力を持たざる子を産んだ嫁として居場所が無かったのでしょう。
その為に本記事でも触れた”産まなければ良かった“と言う言葉に繋がって行くことは当然でしょう。
しかしその忌まわしき嫁ぎ先を崩壊に追い込んだ娘の真希と真希のその力を与えた真依に感謝の思い“産んで良かった”と伝えたかったのでしょう。
この話を直哉から聞いたということが微妙ですが、真希であればこれで母の真意に気付けたのではないでしょうか?
でも真希は母親が自分たちにとって何者だったのか分からず仕舞いだったとも言っています。
しかしその事により真希の死生観は劇的に変わったのではないかと思っています。
死滅回游から後の禪院真希の持つ突き抜け感は天与の暴君と並んだからだけではない事は明白ではないでしょうか。
故に史上誰も敵うことがなかった最強呪術師の宿儺を禪院真希が倒す事の意味がそこに見えて来るのです。
新宿決戦の結末で禪院真希が果たす役割は、宿儺を倒すこと若しくは伏黒恵の魂を甦らすところに有るのではないでしょうか?
従って呪力の無いものの代表の禪院真希は新宿決戦で死ぬことは無いと思われます。
まとめ
https://twitter.com/kobetan8642/status/1772204513300185468
今回は、呪術廻戦の禪院真希は最後どうなる?宿儺との戦闘で死亡する?と言うテーマでお伝えしてまいりました。
呪霊を祓うことで世の平穏を保つ呪術師全盛の世界、呪術廻戦で全く呪力を持たない事と引き換えに天が与えた…天与呪縛…。
呪術師こそが至高の存在である世界でしかも呪術師の頂点でもある御三家において突然変異的に生まれ出た禪院(伏黒)甚爾と禪院真希の2人。
この2人の役割が何なのかは、この呪術廻戦という作品の中で重要なテーマではないかと思ってきました。
それは主流にはいない者の反骨心であり、そして真希に科せられたテーマは呪力や呪霊に惑わされたり負けることもなく真っ当に生きる存在としての登場ではないでしょうか。
そして新宿決戦後も禪院真希は権威などになびくことの無い生き様を導き示してくれることを期待してやみません。
それでは、術廻戦の禪院真希は最後どうなる?宿儺との戦闘で死亡する?これで終了とさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。