今回のテーマは、不死と罰の最終回結末ネタバレ!最新刊までの感想とラストを考察!と題してお伝えしてまいります。
かつて世の中を震撼とさせた少年、14歳当時”白蛇“と名乗り”中2ミキサー連続殺人事件“で4人の女子中学生を殺害した”矢風文人”!
“不死と罰”とは、その少年がミナトと偽名を名乗り、突如降ってわいたような東京都心を震源地としたゾンビ増殖事件の中で生きのびて行くという設定からしてグロなホラー漫画となります。
この記事では”不死と罰”の最新話までの確定感想と最終回ラスト結末の考察を記してますので是非楽しんで読んでください。
尚、ここからは漫画”不死と罰”の最新刊までのネタバレを含みますので苦手な方はご注意ください。
それでは、不死と罰の最終回結末ネタバレ!最新刊までの感想とラストを考察!早速始めてまいりましょう。
Contents
不死と罰最終回結末ネタバレ!最新5巻分の確定の感想と考察!
“不死と罰”は最新刊の5巻65話までが既刊の別冊少年チャンピオン(毎月12日頃の発売)に連載中の作品で、主にピッコマ等の漫画アプリで人気を集めている漫画です。
作者は”魔法少女サイト”で一世を風靡した佐藤健太郎先生の作品となりますので期待が大きいですね!
では1巻から見て行きましょう。
まずは主な登場人物の名前から!
- ミナト(本名:矢風文人:やかぜ ふみと)
・本作品の主人公で14歳の時に許されることのない犯罪に手を染めている。
- 松笠 祥花(まつかさ しょうか)
・ミナトの現在の恋人と思われ、ミナトが死ぬことを許さない。
- 仮野 女衣(かの めい)
ラブホに閉じ込められたミナトの隣の部屋にパパ活で来ていた女性アイドル。
- 美沢(みさわ)
・幼い子供を育てるラブホの女性清掃員でミナトと同じフロア―の部屋を清掃中に客室に閉じ込められる。
- 亀ヶ岡(かめがおか)
・美沢と一緒に清掃中に閉じ込められた若い男で実家は相当なお金持ちらしい。
不死と罰1巻ネタバレ確定!最悪のパンデミック!
ミナトこと矢風文人は割り切ったママ活で新宿の歌舞伎町でエリコという女性と待ち合わせて近くのラブホに入ります。
しかしミナトは少年の頃のトラウマからかEDで女性を満足させることが出来なくなっていたのです。
エリコがバスルームにいる間、見るともなく見ていたTVでは男性が女性から複数ヶ所噛まれて意識不明になったニュースが流れていました。
期待外れだったエリコの方は、ミナトにシャワーをすすめその隙に財布の中身を抜いてこっそりと逃げ出したのです。
慌てるミナトでしたが後の祭り、これもミナトが過去の罪を背負って生きて行かなければならないと言うことなのでしょうか?
その頃になると、TVで先ほどの噛みつき事件がエスカレートして被害に遭った人も同じようゾンビ化して人を襲うという事が連鎖拡大していると言うのです。
既に東京中に拡大したゾンビ化の広がりに対してTVでは都知事の会見や総理大臣が非常事態の宣言をするまでに至ったようです。
ミナトも自分を気にかけてくれる松笠祥花の安否が心配になり電話を掛けますが繋がりません。
しかし間もなく祥花からの安否確認が入るのですが、相手の居場所の電波状況が不安定なのか通話を押しても電話はつながらないのです。
また逆に母から着信が入りますがミナトが出ることは有りませんでした。
一方、財布の中をくすねたエリコの方はどこかで見たことがあるミナトの正体をくすねた免許証の本名から突き止めその恐怖からお金を返しに行くのですが…。
ホテルでゾンビに追われてラブホのドアを必死に叩くのですが、時すでに遅し…あえなくゾンビに襲われてしまうのです。
人々のゾンビ化が始まってから時間もだいぶ経ち今では街にはゾンビが溢れかえり、ミナトがいるホテルの廊下もゾンビで溢れかえっているのです。
ミナトはゾンビが自分の部屋の前に集まってしきりにドアを叩くことからTVを消してみたところゾンビが立ち去る事を確認したのです。
ゾンビは音に反応するという発見をしたのです。
更に時間が経つと新宿の街のミナトの眼下にはゾンビに対抗する為に銃で人が応戦する姿も見られここが新宿の歌舞伎町かと思わせるような光景が当たり前になって行くのです。
もしかしたらこのホテルにいる方が一番安全と思い始めた頃、ミナトの部屋の電話がけたたましい音を立てて鳴ったのです。
電話をかけて来たのはミナトのいる603号室の隣の部屋602号室に隠れている仮野 女衣というパパ活バイト中のアイドルグループの女の子でした。
その音で再びミナトの603号室に集まり始めたゾンビの群れ、ダメ元で606号室の電話を鳴らしてみると運よく繋がり、ゾンビたちはそのベルが鳴る606号室に殺到して向かうのです。
一方女依が一緒にいたのはパパ活で知り合って以来、ずーっとアイドル活動を支援してくれている岩陰という男でした。
岩陰は噛まれてもいないのにゾンビに感染したと言うのです。
ホテルのドアから少しだけ覗いた時にゾンビから飛沫した血液が感染経路と思われます。
これで感染経路が噛まれることに加えて飛沫で感染することも分かったのです。
女依は生き残るために本当にやりたかったのか疑問なことにまで手を染めて来た延長線上でゾンビと化した支援者の岩陰を空気清浄機で動かなくなるまで痛めつけるのでした。
その一部始終を電話で聞いていたミナトは14歳のあの事件のトラウマで興奮を覚える自分に慄くのです。
その頃604号室では美沢という女性のラブホスタッフと亀ヶ岡という男性のスタッフが清掃に来ていたところをこのゾンビ騒ぎで部屋に閉じ込められるというめに会っていたようです。
亀ヶ岡は若いだけあって状況を楽しんでいる風も見えますが美沢の方は心配していた子供からの着信に出てみると、悲鳴と助けての声…そこでスマホの充電が切れてしまったのです。
美沢は子供の安否を確認する為にスマホの電源を求めて滞在者が居ると思われる603号室を目指して!
不死と罰2巻ネタバレ確定!遂にゾンビが603号室へ!
美沢はゾンビのいなう廊下を確認しつつ603号室のマスターキーを取り出しソーっとカギをまわしドアを開きますがソファーのバリケードでふさがれ入ることが出来ません。
中にいる人物に自分の存在を知らせるための美沢の立てた音に606号室にいたゾンビが反応し出てきますが、間一髪立てかけたソファーの上に飛び乗り事なきを得ます。
しかし人の気配に気づいたミナトがゾンビと勘違いして美沢に襲い掛かるのですが、少しの格闘で誤解はとけ2人はこの部屋の隣に女性の生存者がいることを確認し合います。
そして無事スマホを充電出来た美沢は子供たちに連絡をするのですが、ミナトのアイディアでガッツポーズの写真を撮った上で、音を出してはいけない事と必ず助けに行くことを伝えるのでした。
その頃上の階では不良男女3人組がラブホの清掃員の金子を襲撃しマスターキーを奪っていました。
その後彼らは食料確保のために同じ階の部屋を物色するのですが、706室で出くわしたのが、やくざがゾンビをピストルで撃っている場面でした。
そのやくざは舎弟分に電話をして”道具を準備しろ”と命じていました。
一方まずい場面に遭遇し足早に退散する不良3人組は703号室に駆け込むのですが、そこでゾンビと出くわし突き飛ばした拍子にゾンビは窓から落下し一人の女子は男子に盾にされ指を食いちぎられてしまったのです。
6階で602号室の女衣・603号室のミナトと美沢そして604号室亀ヶ岡の時間が流れる中で、上の階ではこんな事件が起きていたのです。
アイドル女依のSNS…ファンの皆は女依の無事を知りホッとするリプの中に居場所をラブホと特定する書き込みを見つけたのです。
SNS上では皆軽く”デマ”とか”一番安全”とか軽く受け流されていますが女依は誰が見ていたのか不安が募るばかりです。
もしかした、602号室に入る直前に感じたあの目線…603号室の…と疑心暗鬼の思いが増幅して行くのです。?
また美沢と一緒に604号室に清掃に来ていた男・亀ヶ岡はその部屋の窓を掛けはなった時に歌舞伎町の街でゾンビ事件が広がっていくところをリアルタイムで見てしまったのです。
604号室のドアを施錠をしたのち子供たちが心配な美沢は早退を言い出そうと振り返るのですが、亀ヶ岡はなんと笑っていたのです。
そして美沢がスマホの電源を求めて部屋を移動したあと亀ヶ岡は母親に電話をかけへりか船を準備してくれるように頼むのですが…?
一方美沢はミナトの前で”とっとと開けやがれ人殺し!”という叫び声を聞いたことを思い出すのでした。
その声に聞き覚えが無いかミナトに聞いた時、開け放たれた部屋の窓から何者かが落下していく瞬間を見たのです。
それは703号室で女子の指を噛んだ後落とされたゾンビ…!
そしてゾンビは肉体の制約を離れた驚異的な能力で窓の外枠に指をかけ落下を逃れ603号室に入り込んできたのでした。
不死と罰3巻ネタバレ確定!祥花の元カレ!
3人組の不良男女のとやくざの名前が明かされます。
- 不良男子:ルミヤ。
- 指を食いちぎられた不良女子:ぴより、もう一人の不良女子:リリィ。
- やくざ:風張。
603号室にゾンビが入ってきたことで窮地に陥るミナトと美沢でしたが、隣の部屋の女衣に連絡をしたうえでゾンビの隙を付いてなんとか602号室に移動しました。
部屋の惨状をみたミナトはゾンビの骸を確認し、弱点を頭と見抜くのです。
一方の7階の不良3人組はルミヤがぴよりを犠牲にしたことで仲間割れ…結果ぴよりはゾンビ化しルミヤとリリィは激しくやり合った末に行動を分つのです。
その後、ルミヤは拾った清掃員金子のスマホで美沢からの電話で金子になりすまして美沢たちを罠にかけようと7階におびき寄せようと画策するのです。
リリィの方は、殺したと思った清掃員の金子に遭遇しなぶり殺しにされ呆気ない幕引きとなりました。
そして金子はスマホを落としたことに気付き部屋電から自分のダイヤルを同僚のふりをして鳴らしてルミヤの居場所を知ることとなるのです。
また亀ヶ岡の実家のバブリーぶりと仮面夫婦の実像や、ヤクザの風張の異常な凶暴性を恐れる舎弟たちの心象も描かれて行きます。
6階に戻り602号室のミナトと美沢は女衣と一緒に金子になりすましたルミヤに騙され7階に食料を求めに向かおうと画策をしながら束の間の休息を過ごしているところでした。
そんな中で女衣がアイドル・カノメイであることに気づいていたミナトとの2人の会話が進んでゆきます。
少しだけ歌が上手く踊りが踊れて可愛いとおだてられた挙句の虚像…ミナトも考えてみれば同じようなもの!
2人はこんな世界になって気持ちが楽になったと言う点で同じ風景を感じているのかもしれません。
ラブホの602号室で少し穏やかな空気が流れていたころ美沢の子供達には恐怖のどん底に突き落とされるような事態となっていたのです。
最初は混乱に乗じた物取りがベランダの窓を破って侵入した所から始まりますが、その物音に反応したゾンビが集まってきて部屋に乱入、ベッド下に隠れていた姉と弟を見つけ手を伸ばしてきたのです。
咄嗟にスマホで音楽を鳴らし投げつけて一時的にゾンビを引き離すことに成功はしたのですが、お姉ちゃんの方は太ももとゾンビの爪で傷つけられたのでした。
家がそんなことになっているとはつゆ知らず、美沢はこれからの戦いの体力温存のために深く眠りに入っていました。
その傍には恋人・祥花との過去を回想するミナトがいました。
祥花には今でも付き纏われているDV元カレがいるようで、その男にはミナトにもその毒牙を伸ばし始めている様子なのです。
- 死なれては困るからな…矢風文人…奴を殺すまでは…。
祥花の元カレの口から出たこの言葉は何を意味するのでしょう?
不死と罰4巻ネタバレ確定!祥花と元カレは矢風文人の被害者遺族!
祥花と元カレは矢風文人14歳の時の被害者となった少女達の遺族だったのです…そうだったとすれば祥花の今までの行動は計画的全てミナトこと矢風文人を陥れるための罠だったのでしょうか?
それと同時進行に感染症と思われる日本人のゾンビ化は全国に飛び火しまさにパンデミックと言う様相を呈してパニックが起こっています。
そんな中でようやく目覚めた美沢は子供達と電話も繋がらずメールも既読にならないことから元旦那に頼ることも考えますが意地を張って行動に移すことができないでいます。
もう一人のラブホ清掃員・亀ヶ岡は父親所有のヘリとボートを借りる算段はついたようですが、肝心の運転できる人が見つからないことと保管場所まで行く手立てがないと計画が頓挫するのです。
そんな時、亀ヶ岡はスマホの電源切れで6階を散策し603号室でミナトの持ち物を見つけその正体を知ることとなるのです。
…その中で14歳の時の矢風文人のヤバい状況が明らかに…そしてミナトのノートに羅列された悍ましい言葉の連続そして-僕が殺す前に、早く殺さないと-と言う謎の言葉
そんな中、謎の大型トラックが美沢の元旦那であることが判明…兄弟は保護済みだがキツく拘束した姉のゾンビ化が始まっていたのです。
元旦那は美沢と電話するのですが、元妻が新宿のラブホにいることを勘違いし激怒…そこに女衣が仲裁するもの今更この混乱下で大型トラックを新宿まで動かすことは無理とこちらも前途多難な雲行きです。
元旦那の頑張りに背中を押されるように、ミナトたちも再び行動を起こしまずは7階701剛室を目指すのです。
移動の作戦としては、ラブホにある音の出るものを駆使してゾンビを惹きつけている隙を狙っての足早に行動し、更にゾンビが迫ってきた時はローションを床にぶちまけ滑らせると言うもの。
その準備の最中でミナトは603号室から自分の荷物がなくなっていることに気づくのですが…。
今更この行動を止めることは出来ず…6階に到着したエレベーターから出てきたゾンビはバイブの音で遠くへ追いやり…7階の廊下にいたゾンビはローションをぶちまけましたが上手くゆかず。
そこへ…ヤクザの風張が現れピストルでゾンビを撃ち抜き助けてくれたのでした。
この風張が舎弟たちに持って来るように命じていた道具とは武器のことだったようです。
舎弟たちは風張の言った通りにするために少し無理でもゾンビと同業者をかき分けて武器を集めて行きます。
その舎弟たちの記憶にある風張の復讐…俺の女に手を、やってはならないことをやった…ことの咎で何人かが殺されているようです。
その俺の女というのが風張の絶対推しのアイドル・仮野女衣だったようなのです…あのリプは女衣が尋ねたところ風張は否定はしていましたが。
そしてかのめいを救った風張は…EDO…へ向かうと誰かに連絡をしていたようです。
果たしてEDOとは何処なのでしょうか?
一方の祥花と元カレ:正体・都立女子医科大学病院の助教授である吉野優吾は東京駅のKITTE丸の内、そのホールに閉じ込められた人たちを洗脳して矢風文人への復讐の手駒として使おうと目論んでいるようです。
その中にいた元陸上自衛官で現職参議院議員の刃鳥剛が自分の脱出のためにヘリを用意させていることを吉野はつかんでのです。
吉野は刃鳥と接触を図りそれすらも利用することを画策した上で、ミナトこと矢風文人へ祥花から丸の内で合流する連絡を入れさせるのでした!
不死と罰5巻ネタバレ確定!ネズミにも感染するゾンビ化!
荒れに荒れていた少年時代のルミヤが暴力事件を繰り返し流れ着いた先が新宿
生まれて初めて新宿に居場所を得たルミヤ…その果てに今いる場所は…痛めつけられて縛られ拘束されたままラブホ705号室のベッドに横たわっていました。
ルミヤ目の前にいたのは自らの手で始末したはずのラブホ清掃員の金子でした。
その隣の部屋にヤクザの風張に助けられたミナトたち3人がEDOとは一体と問い詰めます。
それに対して風張は礼儀も何もあったものじゃないと言いEDOに連れて行くのはかのめいだけだと言うのです。
美沢は礼儀を書いたことを素直に風張に謝罪し自らの素性も全て曝け出します。
その美沢を前にしてミナトは当然自己開示を出来ず、過去に埋没して行きますが…人前でフミトと名乗り且つ自分が生きるに値しない男であることを言った上で会わなければない人がいると風張に伝えるのでした。
そして風張はラブホの食料をとりにミナトことフミトを連れ立ってバックヤードに向かうのです。
場面はラブホの管理室でしょうか、支配人の石神と従業員がこもっているところにもう1人駒井という名札の従業員が噛まれたと入ってきてその場はパニックになりますが石神だけは窮地を脱出した様子です。
その石神がいると思われるバックヤードを目指す前に、ゾンビを撒くための物やいざという時の為に連絡先交換をしたりする中で、女衣が風張にEDOについて教えてほしいというのです。
かのめいに聞かれては…EDOとは風張の組が所有する無人島…潜伏先として準備している島の名前がEDOということが明かされました。
- その名も…穢土…!
そこにはとあるジジイが道具と食料を管理していると言います。
バックヤードに到着した風張とフミトが見たものは…ゾンビ化した後で支配人・石神にヤラレた従業員たちに群がるネズミでした。
そのネズミ、ゾンビの肉から感染したのでしょうかそのネズミの群れも凶暴化し風張とフミトに襲いかかってきたのです。
ひとしきりネズミを駆逐した後、目的の食料やタバコを確保する2人の前に突然人が落下…なんとか難を逃れた支配人・石神がここで仲間に加わります。
この時、外は雨が降り始めゾンビたちが雨音で撹乱を始めという情報が入るのですが…。
一方、亀ヶ岡は暇に任せて手に入れた矢風文人の情報をネットに公開してバズり始めていたようです。
ノートの書き込みだけではネット民に信じてもらえず免許証をアップしたところでバズり始めた様子です。
604号室にいた亀ヶ岡は雨音に気付き窓を開けたのです…そこに上階の705号室に監禁されていたルミヤからの助けてくれと叫び声を聞くのです。
その音を聞きつけルミヤの元に戻った金子でしたが…あまりにもうぶ過ぎるがためにこのホテルいいる女とやらせてやるというルミヤの甘言に心を動かされてしまうのでした。
一方、スマホから情報収集に余念のない女衣は亀ヶ岡がアップした矢風文人の公開投稿に気がつくのでした。
食料や必要なものを手に入れた風張とフミトはここで籠城するという支配人・石神と別れ7階706号室に戻ろうとするのですが、部屋に灯りが点いていない…金子がルミヤの甘言に完全に載ってしまったのです。
隣の705号室から706号室に移動した2人は女衣と美沢を監禁してなぶりものにしようとあれこれ画策しています。
そしてじきに金子は美沢と一緒の女性がアイドルの仮野女衣であると気付き歯止めが効かない状態となってゆくのででした。
間も無くバックヤードから帰った風張とフミトは何者かに女衣と美沢が連れ去れれたことを知り2人が連れされた部屋をモニターで確認してもらうように支配人・石神に電話するのです。
2人は6階に連れ去られ偶然にも604号室の亀ヶ岡のいる部屋に入ることになったのです。
この場を納めるために決心した美沢は自分の体を金子に差し出すことに決めベットに全裸で横たわるのです…そこに飛び掛かる金子…。
金子の念願が成就する直前に何処からともなく凶暴化したネズミが現れ…金子の局部に噛み付いたのです。
そして604号室でかち合うネズミの群れと風張とフミトそして女衣・美沢・亀ヶ岡…ここにはもう居られないと一目散に逃げ出すのでした。
その頃亀ヶ岡による矢風文人のネット情報に気付いたKITTO丸の内にいる祥花と吉野は、リプで亀ヶ岡から矢風文人の居場所を聞き出そうとしていたのです。
不死と罰最終回ラスト考察!
この物語を5巻まで読んだ感じで不死と罰というタイトルは主人公であるミナトこと矢風文人に恋人として近づいた祥花が言ったセリフ…。
- あなたが死を選ぶなんて許さない…生きて生きて…犯した罪を背負いながら生き続けて。
この1巻に出て来るセリフが主題なのだと思われます。
不死と言う罰…これを死して尚ゾンビとして生きながらえなければならない化物達に投影して描いているのだと思います。
犯した罪は償わなければならない、それが被害に遭遇した者たちの最低限の願いでしょう。
そう考えるとこの物語が矢風文人の罪滅ぼしの物語ということになってしまいますが、そう一面的な内容でも無いように思えます。
では人間の持つ原罪をテーマにした漫画かというとそうでもないように思えます。
人が日々罪を犯しながらも生きている…何事かを成し遂げるために!
おそらくこの漫画のラストは矢風文人が償いきれない罪を背負ったまま死ぬものと思われますが、もしそこまでに矢風文人により救われたものがいたとしたその罪は減ずるのでしょうか?
それはそうではないでしょう…やはり矢風文人は塗炭の苦しみを受けて最期を迎えるべきなのだと思います。
だだその屍に1人でも花を手向ける者がいたならば、矢風文人にも生まれて来た意味というものが見いだせるのではないでしょうか?
それでも許す事の出来ない怨念の中に矢風文人は消え去って行くものと思われます。
まとめ
今回は、不死と罰の最終回結末ネタバレ!最新刊までの感想とラストを考察!というテーマでお伝えしてまいりました。
5巻まで一気に読みましたが、この不死と罰の意味するところがまだよく理解できていません。
中々に難解な作品だと感じ入りますが、地獄絵図のようなゾンビが増殖する世界からの逃避行…これが何を描こうとしているのかもうしばらく読み進めて行きたいと思います。
それでは、不死と罰の最終回結末ネタバレ!最新刊までの感想とラストを考察!これで終了とさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました、ではまた