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鬼の花嫁ネタバレ全話!あやかしのヒロインのラスト結末は?

鬼の花嫁の漫画ネタバレ全話!あやかしのヒロインのラスト結末は?
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今回のテーマは、鬼の花嫁ネタバレ全話!あやかしのヒロインのラスト結末は?と題してお伝えしてまいります。

本記事は2019年から”ノベマ!”に掲載され大ヒット中のweb小説シリーズを漫画配信アプリのコミックシーモアがコミカライズ掲載している作品のネタバレ考察記事となります。

最新23話の確定内容を記事後半に掲載していますので是非楽しんで読んでくださいね!

尚、記事には内容考察の他にネタバレ確定も含まれていますので苦手な方はご注意ください。

…見つけた、俺の花嫁…

数々の人の世の争いごと、その中でも世界の国々を巻き込んだ世界大戦は多くの悲しみを生み出しました。

その人々の絶望感を救った…あやかし…と呼ばれるものたち!

…あやかし…は優れた容姿と能力を持つ!

そして時には人間の中から花嫁を選ぶのです。

…あやかし…にとって花嫁は唯一無二の存在だとも言います。

それはどういうことなのでしょうか?

それでは、鬼の花嫁ネタバレ全話!あやかしのヒロインのラスト結末は?どうぞお楽しみください。

 

Contents

鬼の花嫁ネタバレ全話!

あやかしにも位が存在しているらしく、その中でも最も強く美しいと言われるものが鬼なのです。

…鬼の花嫁…

何と言う極上の響きでしょう、それに選ばれるという事は女性にとってどれほど誉れ高きことでしょうか!

 

鬼の花嫁ネタバレ第1話!運命の出逢い!

柚子と花梨、同じ親から生まれた1つ違いの姉妹でした。

妹の花梨は同じ学園に通っていた妖狐のあやかし狐月瑶太に見初められて、あやかしの花嫁に選ばれたのです。

妖狐のあやかしは位の高い家柄で資産家でもあり、花梨が花嫁になる事でその実家は多額の援助得ることで贅沢な暮らしが補償されると言うのです。

自然と両親の愛情はあやかしの花嫁の花梨に傾いて行くことになるのです。

おまけに姉の柚子は付き合っていた大和からも花梨ちゃんに一目ぼれしてしまったとフラれてしまうのです。

花梨は物心ついたころから愛想も良く両親ともこの子ならあやかしの花嫁になれると借金までしてあやかしの為に作られた特別な学園に通わせたのです。

その甲斐あって花梨は妖狐のあやかしの花嫁になれたのです。

クラスの参観日も妹優先、熱にうなされても妹の用事が優先…そんな差別の中で生きて来た姉の柚子でした。

そんな柚子でしたが、おじいちゃんおばあちゃんにとっては可愛くて目に入れたも痛くない孫だったようです!

祖父母は素敵な洋服を柚子の誕生日にプレゼントしてくれたのです。

そのプレゼントの洋服を花梨が気に入ったらしく柚子と奪い合いになってしまうのです。

その勢いで洋服は破れ、怒った柚子は花梨に平手打ちをしてしまうのでした。

そこに現れた花嫁を傷つけられたことに怒りを膨らませた瑶太、妖狐の炎で柚子の右腕を燃やし大火傷を負わせるのです。

その仕打ちに耐えられずに家を飛び出し歩道橋の上で敗れた洋服を抱きかかえて打ちひしがれる柚子でした。

…見つけた…

…会いたかった、俺の花嫁…あなたは誰…

一人の男性が柚子に近づき語り掛けるのです。

一体この男性は誰なのでしょうか?

 

鬼の花嫁ネタバレ第2話!鬼龍院玲夜!

…こんな綺麗な人…見たことない…

男は柚子の右腕の大火傷を見て一瞬の内に狐の霊力によるものと見抜いたのです。

聞かれるままに名乗る柚子…会いたかった…俺は玲夜、鬼龍院玲夜だ…

…ずっと探していた、俺の花嫁…

鬼龍院と言えばだれもが知っている凄い家柄の鬼のあやかしです。

そんな人が花嫁とは…何を言っているのか…事態が全く呑み込めない柚子を優しくエスコートする玲夜に身を任せるまま車の中へついて行くのでした。

車の中に入った玲夜は柚子の火傷をした腕を優しく取り上げ、あやかしの力で一瞬の内に治癒させてしまったのです。

鬼と言えばあやかしの中でも至高の存在でトップに君臨するもの、そのような人がどうして…?

なんで私なのか…子供の頃から孤独の中で虐げられ何度も願った”愛”というもの。

  • あなたは私を愛してくれる?

あやかしは花嫁を絶対に裏切らないと言います。

柚子はようやく自分への“愛”を手に入れたのかもしれません。

そして車は玲夜の住む豪華なお屋敷に入って行くのです。

…俺の花嫁だ、俺だと思って丁重にもてなせ…鬼龍院家次期ご当主が花嫁を連れて帰宅した事でお屋敷中が上へ下への大騒ぎとなります。

まずは柚子を休ませた上で玲夜は柚子の身の上のことに思いを馳せるのです。

…どうして腕に酷い火傷を負っていたのか…何が柚子を悲しませるのか…更に敗れたワンピースを玲夜が預かったころメイドが花嫁のお部屋の準備が整ったことを伝えに来るのでした。

柚子は案内された部屋で鬼のメイドとひとしきり話した後、慌ただしい一日の疲れが出たのかいつの間にか眠りにつくのです。

一方の玲夜は、破れたワンピースを柚子の大切なものと察し執事に新品同様に直すよう申しつけ、柚子の寝室に赴いて誓うのでした。

  • 俺の全てを賭けて。

 

鬼の花嫁ネタバレ第3話!あやかしの花嫁!

パーティが嫌いな鬼龍院玲夜、鬼龍院次期当主の肩書に寄ってくる政財界の大物や花嫁の座を狙って近づいて来る女性たち。

特にあやかしにとって花嫁とは格別な存在であり、気に入った程度の者達とは明らかに違うのです。

桜河と呼ばれた男が勘違いして言い寄る女性たちから玲夜を遠ざけるように仕向蹴るのでした。

桜河が言うには花嫁を手にしたあやかしは霊力を高めることができ、更にその子供は強い霊力を持って生まれることから一族の繁栄を願うあやかしにとっては花嫁は宝そのものだという事です。

…一度花嫁を見初めると生涯花嫁だけに愛を捧げる…

一方花嫁に巡り合えないあやかしは霊力の釣りあったあやかしを伴侶として選ぶことが当たり前となっているようです。

一族繁栄のための政略結婚…名家の次期当主として生まれればそれは当たり前のこと、それが使命でもあります。

しかし花嫁に出会えたあやかしは感じ方はそれぞれのようですが、一目で花嫁と分かると言います。

そして鬼龍院玲夜にもその時が…!

…会えば分る…と言われるその時が。

その少女の名は柚子…一族に繁栄をもたらす花嫁の為に鬼龍院一族が動き始めるのでした。

まずは身上調査から、どうやって柚子をあの家族から助けるか?

翌朝目を覚ました柚子は、皆の歓待を受けながらまるで高級旅館のような佇まいのお屋敷で玲夜と2人水入らずで朝食を頂くのです。

そこに給仕として現れた小さな子鬼2人…玲夜が霊力で作り出した使役獣…可愛いと気に入った柚子の側にズーっと一緒にいることになるようです。

更に破れた祖父母からのプレゼントのワンピースをまるで新品のように繕い直して柚子に差し出す玲夜に涙を流して嬉しい気持ちを伝えるのでした。

…花嫁を見つけたあやかしは、生涯身も心も捕らわれると言う…

  • お前は俺の花嫁、お前を苦しめる奴を俺は許さない!

 

鬼の花嫁ネタバレ第4話!哀しい決心!

  • あの家から出してやろう柚子。

鬼龍院玲夜は直ぐに柚子の身辺を調べさせていました。

  • 妹の花梨が妖狐のあやかし狐月瑶太の花嫁であること。
  • 狐月家から相当な額の援助を受けていること。
  • それ以前から両新は柚子を蔑ろにしてきたこと。

更に玲夜は柚子に、あの家にいても辛いだけなら祖父母と養子縁組だけして鬼龍院家に入って暮らすように言うのです。

玲夜が花嫁を大切にするのは当たり前のことですが、柚子にしてみれば今日会ったばかりの”他人”…そう言って戸惑いの言葉を浮かべると玲夜は寂しそうな表情でゆっくり考えるように諭すのでした。

柚子は部屋に引き上げて子鬼とじゃれながらもこれからどうするのかという思いにふけっていました。

まずは明日学校に行かなければならないことに思い至り、戸惑いながらも妹の花梨に制服や教科書を持ってきてもらえないかと電話をかけるのでした。

そして一人待ち合わせ場所の家の近くの橋の上に向かうのです。

会うなり花梨は高飛車な態度で手を上げられたことを一生許さないと言いながら柚子の学校の道具を川に投げ捨ててしまうのです。

その様子を見ていた狐月瑶太は手の火傷が完治した事の他にも柚子の気配が変ったことに少し気付いたようです。

一方の柚子は花梨が川に投げ捨てた制服や教科書を大切に拾い上げて鬼龍院家に帰ってゆくのでした。

その鬼龍院家では花嫁の柚子がいなくなったことで皆が慌てふためき大騒ぎになっていたところでした。

そして柚子は玲夜に抱きしめられながら皆が優しく迎え入れてくれたのです。

  • あたたかい、私はここにいてもいいのかな。

そしてその翌日、玲夜に連れられて柚子は祖父母と養子縁組をするために家に帰って来たのです。

法的に必要な書類は玲夜の秘書で弁護士資格も持っている荒鬼高道が用意して待っていました。

柚子が家に入ると抱きしめてくれる祖母と安堵の表情を浮かべる祖父、対照的に柚子をなじり祖父母と言い争う柚子の家族の姿が有りました。

そして花梨を気付つけたばかりか更に悲しませたと狐月瑶太が柚子に迫って行くのです。

  • …お前こそ俺の花嫁に対して何様のつもりだ?

鬼龍院玲夜がその華麗なる姿を現すのでした!

 

鬼の花嫁ネタバレ第5話!紅い瞳の報復!

鬼龍院玲夜が柚子の家に足を踏み入れた途端その圧倒的に気高い覇気にそこにいた全員が凍り付いたように身動きが出来なくなりました。

さすがにあやかしの瑶太は玲夜のことを知っていると見え驚愕の表情を浮かべていました。

そんなことにはお構いなく、玲夜の秘書である高道は柚子の両親に進めてきた養子縁組の件を迫るのですが…。

しかし両親にとっては寝耳に水のことだったらしく、その判断を柚子に迫るのでした。

柚子は自分の本当の気持ちを静かに見つめながら、ここにいては幸せになれないと祖父母の子になると告げるのでした。

その答えに父親は激怒し柚子を折檻しようとするのですが、そこに玲夜が割って入ります。

玲夜にしてやられた両親は逆に柚子に対して恩知らずと恨みつらみの言葉を並べて行きます。

そんな汚い言葉が柚子に届かないようにと子鬼の2人は柚子の耳を塞いで聞こえないように守ろうとするのです。

そして玲夜が養子縁組の書類にサインを迫るのですが、今度は花梨が割って入り慌てて瑶太が止めに入るのですが…。

妖狐のあやかしが目に入った途端に玲夜は柚子の痛み知れとばかりに瑶太を炎で包んでしまうのでした。

玲夜のその冷たい氷のような表情は誰をも恐怖に陥れるほど凄みに満ちたものででしたが、優しい柚子は瑶太が死なないように玲夜を止めるのです。

その流れのまま玲夜の雰囲気にのまれた両親は養子縁組の書類にサインをするのです。

そして晴れて親となった祖母と共に必要最小限の荷物をまとめて柚子は玲夜とともに家を去る準備をするのでした。

一方、今まで柚子の家で我が物顔で過ごしてきた妖狐のあやかし瑶太は命こそ取り留めたもののぼろ切れのように気絶した体を花梨の前に晒すのでした。

 

鬼の花嫁ネタバレ第6話!新しい家!

生まれた家を去る柚子の荷物は小さなボストンバックに入る程度のものでした。

柚子はそんな事よりも玲夜の攻撃を受け気絶した狐月瑶太が心配な様子です。

玲夜は少しの霊力で加減したようで心配ないと言い、準備が出来たら行くぞと柚子に声をかけるのでした。

その2人の前に瑶太をやられこのままではいられない花梨が立ちはだかるのです。

そして瑶太にひどい目を負わせことを狐月家に言いつけると息巻いています。

玲夜はそんな花梨に向かい構わないと言い捨てついでに妖狐の当主にも言っておけと続けるのでした。

  • そこに倒れている狐が、俺の大切な花嫁にひどい傷を負わせたと!

更に玲夜は問われるままに自らの華麗な正体を名乗るのです。

  • 俺は鬼龍院本家の次期当主、鬼龍院玲夜だ…そして柚子は俺の花嫁だ!

玲夜の素性に驚愕した柚子の家族はうろたえたままで何もすることが出来ません。

柚子はそんな家族にお別れを告げ玲夜とともに去って行くのです。

玲夜は柚子とその祖父母を伴って自宅に帰って行きます。

そして祖父母には3人の護衛をつけた上でいつでも柚子と会えるように取り計らうと言うのです。

養子縁組をして晴れて娘となった柚子を祖父母は玲夜に託して鬼龍院の家をあとにします。

玲夜と連れ立って家に入って行く柚子はそのお屋敷の広さに圧倒されるのですが、実はこの家は玲夜の自宅で実家である本家のお屋敷はここの何倍も有ると言うのです。

この新しい家、鬼龍院家で柚子の新しい生活が始まるのでした。

一方、家に取り残された柚子の両親は瑶太が回復するのを待って柚子を取り戻すことは出来ないだろうかと相談します。

しかし瑶太の家の狐月家と鬼龍院家の格の違いから無理ですと言うしかない様子です。

それを見ていた花梨は見下してきた姉が遥か格上の鬼の花嫁となるのが我慢できず、瑶太に甘えて姉を不幸に陥れる様に画策するように言うのです。

瑶太も花嫁にそう言われては、たとえ相手が誰であろうと動かざるを得ないと決心を固めるのでした。

 

鬼の花嫁ネタバレ第7話!柚子のお披露目!

あやかしのトップである鬼龍院家の時期当主である玲夜の花嫁として一緒に暮らすことになった柚子でした。

玲夜の計らいも有り柚子を愛してくれる祖父母と養子縁組も済ませ晴れて鬼龍院の家の使用人たちの前で花嫁のお披露目となりました。

雛壇の上に玲夜と一緒に座る柚子に大勢の使用人たちが威厳を正した格好で慶びの挨拶が交わされて行きます。

玲夜からは花嫁である柚子の紹介がされるのですが、こう言ったことになれない柚子は三つ指をついて頭を下げ皆に挨拶をしようとします。

しかし玲夜が優しく頭を下げるのを止め、使用人からは花嫁様が頭を下げる必要なありませんと優しくたしなめられるのでした。

そして使用人一人一人から自己紹介と花嫁への挨拶がされて行くのでした。

使用人頭は道空という名前で、花嫁である柚子の世話をするのは雪乃と名乗ります。

そこに秘書である高道が顔を出し、本家から玲夜に花嫁の報告に来いと呼び出しがかかったと言うのです。

玲夜が自分の事で呼び出されたという事で少し不安になりますが、玲夜にいい子にしているように優しい目で囁かれ不安な心が落ち着いて行くことに気付くのでした。

世話係の雪乃から部屋に案内された柚子は、今朝ほどの高級ホテル調のしつらえからかわいいガーリー調の部屋に改装されているところを見てまた驚くのでした。

部屋に一人でいると色んな思いがこみ上げてきます、信じていいのか、いつかいらないと言われるのでは…でも子鬼の2人がはしゃいでいるのを見ると少しだけ心の安らぎを感じるのでした。

そして慌ただしい1日の中で忘れていたバイトの時間を急に思い出し、飛び出るように鬼龍院家を後にする柚子に使用人たちが再び慌てふためくのです。

一人バイトの職場に着いた柚子は思いがけないことを店主から言われるのです。

柚子の保護者からバイトを辞めさせると連絡があったと言うのです。

家を出て、バイトもなくなって学費なんかはどうしたらと途方に暮れる柚子は新しいバイトを探そうとスマホを見ると、親友の透子からの着信通知がたまっていたことに気付くのです。

途方に暮れる柚子は透子に連絡をして、猫又のあやかしの花嫁となっている透子の嫁ぎ先である猫田家に向かうのでした。

そして柚子が猫田家に着いたとたん、家の者たちが悲鳴を上げ騒ぎ始めるのでした。

更ににゃん吉が飛び出してきて、いつも通りにゃん吉と呼ぶ柚子の肩を押さえて驚愕の表情を浮かべるのです。

 

鬼の花嫁ネタバレ第8話!花嫁への愛は永遠か?

バイトを辞めたことになっていた柚子は途方に暮れながら透子の暮らす猫又のあやかし猫田家を訪ねたのです。

柚子が猫田家に着いた途端ににゃん吉が慌てて飛び出してきて柚子がくっつけて来たものに驚愕するのでした。

柚子にしてみればにゃん吉にそう言われても何もくっつけて来た覚えは有りません。

恐怖におののくにゃん吉が言うには柚子が纏っているものは鬼の気配とのことで、猫又のような弱いあやかしには恐怖の対象でしかなく家中が大騒ぎになっているとの事なのです。

慌てるにゃん吉の様子を見に現れた透子には柚子の鬼の気配は感じられないらしく、普通に部屋に通すのでした。

柚子は透子とにゃん吉に今まであった事を話して行きます。

花梨の事や狐月瑶太との事、そして玲夜との出会い…。

そして玲夜が柚子を花嫁だと言ってくれたことに話が及んだ時、あやかしのにゃん吉には玲夜が何者か気付いたらしく再び驚愕の表情を浮かべるのです。

親友の透子にしてみれば、今まで虐げられて生きるしかなかった柚子を守ってくれる人が現れたことを我がことのように喜んで柚子を抱きしめるのでした。

そんな透子を柚子から引き離して抱きしめたのはにゃん吉…あやかしは女同士でも花嫁を取られることに嫉妬を覚えるようです。

柚子にはそれだけ大切にされている透子が羨ましく見えるようです。

にゃん吉は柚子が猫田家に一人で来たことを懸念している様子で、鬼龍院家を黙って出かけて来たという事を聞き驚きを隠せない様子です。

きっと鬼龍院家は大騒ぎになっていると…あやかしは決して一枚岩ではない…敵対している家…足元をすくってやろうと画策しているもの…でも一番最強の一族に手を出そうとする者はいないとも言いますが…。

でも最強の鬼に一矢を報いる方法が…花嫁を奪うことだと言うのです。

柚子は鬼龍院一族に繁栄をもたらす存在となったと同時に一族の唯一の弱みになったのだと言うのです。

あやかしのトップに君臨する鬼龍院の花嫁を野心を持っている奴らが狙わないはずはない…気をつけろと!

更に弱みとなってしまう柚子を迎えることを嫌がる一族もいるから覚悟しておけとも言うのでした。

とりあえず無事であることを鬼龍院に連絡する必要がありスマホを取り出すと子鬼の2人が一緒に飛び出してきました。

でも連絡しようにもまだ出会って間もない玲夜の連絡先を柚子は知らなかったようです。

そうしていると小鬼は2人とも部屋の外に何かを感じたらしく慌てて走って行くのでした。

そこにいたのは鬼龍院玲夜その人でした!

子鬼は玲夜の霊力の塊で…どこにいても分ると言うのです…更にこの子鬼は柚子の護衛も兼ねているという事で小さいながらもそこいらのあやかしよりも強いとも言うのでした。

柚子は玲夜に親友の透子とにゃん吉を紹介して、ひとしきり玲夜にお詫びをして一緒に車に乗り込むのでした。

車の中では、玲夜は柚子を膝の上に上げて片時も放そうとしません。

そんな玲夜にバイトをしてもいいかと柚子は聞くのですが、バイトを辞めさせたのは玲夜だと告げるのでした。

そして全ての柚子の面倒は俺が見ると言うのです。

でも一人でも強く生きて来た柚子にはそこまで玲夜に頼りたくないと言うのですが…。

玲夜は寂しくも怒ったような表情で花嫁であることを受け入れた以上、この先一生俺に全てを預けろといい、優しく柚子の唇にキスをして行くのです。

 

鬼の花嫁ネタバレ第9話!ライバルは有能秘書!

帰りの車の中でいきなり玲夜キスをされた柚子でしたが、それでも両親から虐待やかつての彼氏である大和からいきなり捨てられたトラウマを埋めることは出来ませんでした。

それでも玲夜は必ずその不安を取り除いてやると柚子を抱きしめながら誓うのでした。

ひとしきり燃え上がった2人でしたが、冷静に戻ると柚子のバイトの話に戻ります。

どうしてもバイトがしたいなら玲夜の送り迎えを条件として玲夜自身が経営する会社の社長室での雑用から始めることになったようです。

翌日柚子はなんだかんだと有って2日ぶりに学校に登校しました、それも初めての送迎付きで!

教室に入ると透子がにゃん吉と連れ立って登校してきます。

ひとしきり賑やかな時間を過ごした後、柚子が鬼の花嫁に選ばれた事を透子が言ってしまうのです。

そして透子が密かに柚子の写真を提供する取引で手に入れた玲夜の写真を皆に見せると教室はその美貌ぶりに大騒ぎとなってしまうのです。

そのまま始業のチャイムが鳴り先生が入ってきた途端に今度は子鬼が2人とも飛び出し更に教室は賑わしくなりますが、何故か先生は子鬼と目を合わせるとその可愛さに心を動かされたのかそのままいることを許されたようです。

昼食の時間となり透子とにゃん吉とお弁当を広げる柚子、その豪華絢爛なお弁当は専属の料理人が作ってくれたもののようです。

昼食を取りながらの透子のお話は玲夜の婚約者の事に及びます。

絶世の美女の上に才色兼備で鬼の中でも人気の高い鬼山桜子。

あやかしの間ではよく知られた事のようですが、当然柚子は初耳です。

また裏切られた…?

ややこしい言い方をした透子をにゃん吉がたしなめます。

基本あやかしはあやかしとしか結婚をしない事が基本なのですが、花嫁が現れた場合は花嫁が優先され婚約は白紙に戻されると言う事が決まりのようです。

柚子はそうは言われても、相手の鬼山桜子さんにも悪いしそんなことがあった事を教えてもくれない玲夜のこととか複雑な気持ちだけが残るのでした。

学校も下校となり柚子は玲夜の会社の社長室で書類整理などをしています。

週に3日、仕事は書類の整理やデータ入力などの簡単なものばかり。

玲夜は巨大企業、鬼龍院グループの社長で超多忙な日々を過ごしています。

でも柚子には優しく、夜は帰って来た一緒にご飯を食べ朝はきちんと見送ってくれる。

そんな多忙の玲夜の為に秘書の高道から柚子はもう一つ仕事を頼まれているのでs。

それは玲夜を休憩させること。

そう言う秘書の高道は玲夜にとって無くてはならない存在…いやそれ以上の絶対的な信頼関係を築いていることを羨ましく思うのです。

自分も同じように玲夜の役に立ちたいと思うのでした。

高道は柚子が会社に来るようになってから玲夜が穏やかになり社員にも評判が良いと言います。

しかし柚子には拭いきれない思いが…やっぱり花嫁が働くのは良くないのか…高道自身は反対だと言います。

それを聞いてしまった玲夜は少し高道をたしなめて…問題ない、柚子と一緒にいられるからと言うのです。

そして柚子は玲夜を信じようと思い直すのでした。

そのあと柚子は思い出したように来週おじいちゃんの家に行きたいとお願いするのですが、2人の間にはお願いする時にはキスをするという決まり事があり、柚子は玲夜の頬にキスをするのでした。

そのドアの外では何故か高道が険しい顔で佇んでいたのです。

 

鬼の花嫁ネタバレ第10話!桜子の微笑み!

あやかしのトップに君臨する鬼龍院家の次期当主である鬼龍院玲夜には荒鬼高道というかけがえのない秘書がいます

代々鬼龍院家に仕えてきた分家の一族である荒鬼家!

高道の親も鬼龍院の現当主に仕えている。

そして荒鬼家の跡継ぎである高道もまた幼き頃から次期当主である玲夜に仕えることを定めとされてきたのです。

最初は親に決められた定めを嫌がっていた高道でしたが、学校の桜の木の下で見上げる玲夜の姿を見た途端にその覇王のような凄まじい霊力と威圧感に打ちのめされ、それ以来すべては玲夜の為にとなって行くのでした。

更に鬼龍院家には筆頭分家としての鬼山家が存在しその嫡男として玲夜や高道よりもひとつ年上の桜河も同じ学校に通っていました。

その高道が桜河を前に珍しく激高しているのです。

  • 不釣り合いです!

そして高道はまるで嫉妬しているように‐せめて桜子ほどの器量が有れば…‐と突然現れた花嫁の柚子の事を否定するようなことを言うのでした。

今日、高道が鬼山家を訪問したのはその花嫁の出現に桜河の妹である鬼山桜子との婚約が白紙となる事を伝えに来たのです。

鬼山桜子、鬼龍院家の次期当主にふさわしい霊力とあやかしとしての力そして学業は勿論のこと舞踊や行儀作法そしてその美貌…全てが鬼龍院玲夜にふさわしい婚約者でした。

しかし花嫁が現れた以上鬼山家一族は鬼龍院本家の当主に妻を出すことは叶わなくなったのです。

そんなことが話し合われているとはつゆ知らず玲夜は花嫁の柚子との時間を埋めるように1歳からの誕生日プレゼントを全て用意して18年分の柚子の人生を祝ってくれるのでした。

一方婚約を白紙に戻された桜子は不敵な笑みを浮かべて、鬼龍院の家を盛り立てる花嫁は強い跡継ぎを生むための母体にすぎないと言うのです。

  • 平凡な花嫁様に…身の程と言うものを…!

 

鬼の花嫁ネタバレ第11話!玲夜の秘密の恋人!

柚子のボディーガードも務めている子鬼は学校の人気者となり”子鬼ちゃんを愛でる会”なるものまで発足したようです。

そんな子鬼を連れて教室に入った柚子に透子が若様(玲夜)との仲はどうかと聞いてきます。

あやかしは自分の花嫁を一目見ればそれとわかるようですが、普通の人間である花嫁の方には何が何だか分かりません。

透子も最初にゃん吉に見初められたときストーカだと思ったくらい不自然な存在だったようです。

しかしある時にゃん吉が美しい女性と歩いているのを見かけた透子は自分の素直な気持ちに気付いたと言います…そしてそのまま猫田家に乗り込んで行ってにゃん吉をぶん殴ったというおまけつき!

しかも、にゃん吉が一緒に歩いていた女性は母親だったと言う落ち!

いずれにしても柚子が玲夜への自分の気持ちに気付くのもそう遠いことでは無いように思います。

そんな柚子は玲夜の許しを得て、今晩は祖父母の家に泊まる予定でいます…そんな柚子を学校に迎えに来た玲夜と秘書の高道…2人のイケメンぶりに学校は騒然となってしまいます。

玲夜の方はと言えば、年に一度のあやかしの会合で大忙しの所を柚子のお泊りグッズを持って祖父母の家に送る時間を何とか捻出したようです。

祖父母の家に近づくにつれ玲夜はわずかな気配を感じたようですが、護衛も付けていることから心配ないと納得するのでした。

祖父母の家に着いた柚子に、いきなりお客様が来ていると言う祖父…その相手はなんと玲夜の婚約者だった鬼山桜子でした。

桜子のお人形さんのような美しさに圧倒される柚子…それでも話を聞こうと向かいに座るのです。

桜子の話を要約すれば2つです!

  • 間違っても玲夜様から愛されようと思ってはいけない、花嫁は強い時代様を生むための母体でしかないという事!
  • もう一つは玲夜様には以前より愛し合っている恋人がいる…それは高道で有る事!

あの2人の邪魔だけはくれぐれもしないようにと柚子に言い残し桜子は帰って行くのです。

その時祖父母の家の外に不穏の影が現れます…花梨と瑶太…妖狐の術で祖父母の家の護衛を無力化した瑶太は花梨とともに何を企むのでしょうか?

 

鬼の花嫁ネタバレ第12話!幻惑の来訪者!

玲夜は年に一度のあやかしの会合の出席しています。

初日の当主の報告会以外は宴席と化す妖の今年の会合の目玉は、花嫁を得たと言う鬼龍院家次期当主の霊力がいかほどのものになったかという事!

皆が注目する中で姿を見せた玲夜の存在感には皆一様に驚きの表情を見せている様子です。

そんな中でも当の玲夜が気にしているのは花嫁の柚子の事ばかりでした。

玲夜の心配をよそに柚子のいる祖父母の家に妖しい影が迫るのです。

妖狐のあやかし…幻惑の術…相手から姿を消し、柚子の祖父母の家の護衛を躱します。

そんな危機が迫っているとも知らない柚子は鬼山桜子が残した言葉に鬱々として夜も眠れません。

そして迎えた朝、祖父母と柚子の前に両親と花梨が訪ねてきます。

要件は言うまでもなく柚子を取り返そうとするもの…柚子は抵抗を試みますがその間に入った祖母が転倒してけがを負ってしまいます。

それでも柚子は抵抗を試みますが父親の力にはかないません。

  • 助けて、玲夜!

その時でした、初めて見る青い炎の斬撃が柚子を父親を別つのでした!

 

鬼の花嫁ネタバレ第13話!妖狐の当主!

自分勝手な考えで柚子の祖父母の家に乱入し乱暴を働く父親に青い炎の斬撃で攻撃を仕掛けたのは玲夜が護衛につけた子鬼たちでした。

しかしその子鬼も瑶太の防御を破ることはできません。

それでも瑶太はあやかしの感で、これだけ目立つ事態となったことを憂慮し、花梨と父母を一旦引き上げさせるのでした。

この騒ぎで転倒してしまった祖母もちょっとぶつけただけと言うところを見ると無事のようです。

一方あやかしの会合会場にいる玲夜の元に柚子の元で起きた事件が即座に伝えられたのでした。

これにより玲夜は警告で済まそうと言う考えを翻し、妖狐の当主へ面談要請をすることになります。

一方妖狐の家の方でも、本家から瑶太に呼び出しがかかったのです。

玲夜が妖狐の当主である狐雪撫子・・・九本の尾を持つあやかし九尾の狐…と面談できたのは翌日のことでした。

狐雪撫子の霊力は玲夜に次ぐものとも言われており、たとえ鬼龍院家の次期当主といえども無碍にすることは叶わない存在でもあるのです。

しかし今回のことは明らかに瑶太サイドに非があることは認めねばなりません。

そのことから今後のことについて狐雪撫子は、花梨は両親と分かち狐月の家で監視することとし、両親への援助は打ち切り…更に次に同様のことを鬼龍院家の花嫁にした場合は花梨を両親の元に戻し遠い地へ送り二度と接触は叶わないこととしました。

厳しい裁断を下した狐雪撫子は玲夜の方に微笑みながら振り返り、鬼龍院家の花嫁である柚子に会いたくなったと言い、酒宴の最終日に連れて来たら良いというのです。

玲夜の方も、もともと柚子を父に会わせるために連れてくるつもりだったようです。

それを聞いた狐雪撫子は例年瑶太も酒宴の最終日に花嫁を連れてくると言うのです。

なかなかに喰えない妖狐の当主です。

その後、玲夜は高道とも相談して祖父母の家に護衛だけではなく結界も張ることとしました。

酒宴の日にも関わらず花嫁のことでバタバタしている玲夜でしたが、父である鬼龍院千夜と母の鬼龍院沙良が現れまるで子供のように玲夜にまとわりつくのです。

鬼龍院の当主とその奥方というイメージとはかけ離れた、一つ間違えば無邪気とも取られかねない雰囲気を纏った両親に玲夜はいつも戸惑っているようです。

しかし別れ際、千夜は笑顔を崩さずも今度の狐につままれた事態をからかいながらも次期当主に厳しい警告を与えることを忘れていませんでした。

無邪気に振る舞いながらも全てを把握している父に、背筋を伸ばしつつ玲夜は柚子を迎えに祖父母の家に向かうのでした。

しかし玲夜の胸元に母の鬼龍院沙良がまとわりついた時のファンデーションの汚れが付いていて、高道がそれを拭おうとしたところにタイミング悪く柚子が現れたのです。

柚子はその光景に目を丸くして佇んでしまったのでした。

 

鬼の花嫁ネタバレ第14話!柚子の告白!

柚子には見えてしまったのです、高道が玲夜にキスをしていると…実は胸元に着いた母のファンデーションを吹いていただけでした。

柚子には衝撃的な感情が湧き出て来たのです…玲夜に駆け寄り自ら唇にキスをし自分の気持ちを告白したのでした。

そしてあらぬことを口走るのです…玲夜と高道が付き合っていると…。

キッとなった玲夜は傍らに控える高道に命じて鬼山桜河と桜子を呼び出すように命じるのです。

玲夜は自分の言葉や行動よりも桜子や妹の言葉を、更にはその桜子が置いて行った証拠の写真を信じてしまった柚子を優しく諭して行くのでした。

それでも柚子の本当の気持ちを聞けた玲夜からはまんざらでもない様子もうかがえます。

それから玲夜と柚子の前に引きずりだされた桜河と桜子、そしてもう一人の当事者の高道のドタバタ劇が繰り広げられるのです。

桜子は今この場でも玲夜と高道が付き合っていると信じてやまないようです、桜河は玲夜の手前妹を叱るのですがこんな噂が出るのには玲夜にも責任があるとも言うのです。

更に鬼山兄妹を必死になじる高道に、反撃とばかりに高道が柚子を花嫁として不釣り合いだと言っていたことを暴露するのでした。

特に高道と桜子は昔から会えば他愛も無い言い争いをしているような仲であることも初めて知った玲夜でした。

それでも桜子は桜子なりに複雑な心持があった様子でしたが、自分に癒せなかった玲夜の孤独を解きほぐしている花嫁の柚子を前に謝罪の言葉を口にするのでした。

 

鬼の花嫁ネタバレ第15話!花嫁の覚悟!

桜河・桜子・高道そして玲夜の前で柚子は訥々と話し始めました。

何も持たない自分が玲夜の花嫁だというだけで皆に大切にされている…あやかしの人達が持っているような特別なものの無い…でも玲夜はそんな自分を花嫁に選んでくれた…。

だから…皆さんにもっと教えていただきたい…鬼龍院家の事…あやかしのこと…そして玲夜のこと…花嫁として認めてもらえるように頑張る決意を!

しかし玲夜以外の皆はやはり分っていないと思われた様子です。

あやかしの頂点に君臨する鬼龍院家の次期当主としていつも重圧の中で生きて来ざるを得なかった玲夜を誰も理解して差し上げることが出来なかった…癒してさしあげることが出来なかった。

それを自然とやり遂げようとしている柚子…そして玲夜と同じ空気感を纏っている柚子…孤独に生きるしかなかったものしか持ちえない何かで響き合っている玲夜と柚子が手繰り寄せられるように出会ったのは必念だった。

そして今度は高道が柚子に数々の非礼そして嫉妬心を詫びるのでした。

玲夜がはじめて得た安らぎを全力で支えると…!

一方妖狐の家で軟禁状態と言っても良い花梨の不満が爆発している様子です。

家に帰ると言ってきかない花梨を瑶太は妖狐一族の長である狐雪撫子の言いつけと言うしかありません。

そんな瑶太にも花梨は不満がいっぱいのようです。

そんな折に妖狐の家に訪れた花梨の両親は、狐月家から援助を打ち切られ更に遠方に引っ越すことを強要され困窮して言う様子で…花梨から柚子に誤ってもらえないかという事を伝えるのです。

今にも爆発してしまいそうな花梨は、どれもこれも全て姉の柚子のせいだと思い込むのでした。

翌朝、玲夜の家…。

高道がぐったりとした表情で柚子の前を通りかかります。

心配する柚子は高道の声を掛けますが、げっそりした高道はうなだれたまま去って行くのです。

その事を玲夜に聞いても何も答えてくれず、いつも踊り柚子を抱きしめて来るばかり…高道のうなだれていた原因を知ったのは桜河からでした。

仮にも花嫁を侮辱した事で高道は玲夜から相当なお仕置きを受けたというのです。

そして訪れるあやかしの会合の最終日、玲夜に誘われて緊張した面持ちであやかしの酒宴へと出かける柚子でした。

 

鬼の花嫁ネタバレ第16話!あやかしの酒宴!

一年に一度のあやかしの会合、会場はあやかしの当主たちの結界によって守られる森の奥深くの隔絶された洋館!

あまりの豪華絢爛さに気後れする柚子をエスコートして玲夜が向かう先は…。

大きな扉を開けるとそこにいるのは…いきなり柚子に飛びついてきたのは玲夜の母の鬼龍院沙良そしてその後ろに抱っこの順番を待っている人こそ、鬼龍院千夜…あやかしのトップに君臨する鬼龍院家の当主です。

お2人の和やかな眼差しに緊張も解けた柚子は鬼龍院家の花嫁として宴の席に向かうのでした。

途中で柚子の両親が無断で敷地内に入ったというアクシデントはありましたが、柚子はいよいよ鬼龍院の花嫁としてお披露目される宴の席の扉の前に立つのです。

そして宴の席に柚子を導くのは玲夜ではなく鬼龍院の当主である千夜でした。

扉が開き千夜の姿を見とめるとあやかし全員が恭しく頭を下げるのです。

こうすることで柚子は玲夜だけではなく鬼龍院家に認められた花嫁であるという事を印象付けることとなったのでした。

そして柚子はあやかしの宴の花そして皆からも挨拶を受けることとなるのです。

その賑やかな宴の末席に柚子は花梨の姿を見るのです…更に狐月家の援助を打ち切られた両親の事に思いを致す柚子の姿がそこにありました。

席に戻った玲夜と柚子は妖狐の当主である狐雪撫子の訪問を受けるのです。

一族の者の無礼を素直に詫びる妖狐の当主に相対しても穏やかな眼差しで素直に気持ちを伝える柚子を狐雪撫子はとても気に入ったらしく、自分の所の嫁と比較して羨ましくも思うのでした。

緊張の解けた柚子はお手洗いに向かい、途中で待ち伏せしていた様子の花梨と会うことになるのです。

 

鬼の花嫁ネタバレ第17話!花梨!

柚子にとっても花梨は可愛い妹でした…妹が生まれた時の記憶はありませんがいつもいつも柚子後ろからついて来る。

でも物心ついたころには、家中が両親の期待を背負った妹を中心に動いていた!

そして今あやかしの酒宴が開かれている驕奢な洋館で二人は向かいあっているのです。

花梨は姉の腕を乱暴に掴み自分の置かれた境遇の責任を押し付け口汚く罵ってくるのです。

そして幼いころから植え付けられた自宅の中だけの価値観で姉を縛り付けようと躍起になるのでした。

柚子は虐げられてきた家を忘れ今は玲夜に愛され幸せの中にいるのです。

それを許せない花梨は、その場を去ろうとする姉につかみかかりそのはずみで突き飛ばされ階段から落ちて行くのでした。

しかしその瞬間柚子の体はあやかしの青い炎にくるまれ玲夜の腕の中で抱きかかえられたのです。

事の顛末は玲夜だけではなく、あやかしのトップである鬼龍院千夜と妖狐の当主である狐雪撫子も見届けていました。

鬼龍院家の当主と妖狐の当主の間では、次に花梨が鬼龍院の花嫁に手を出した時のことは決められていたようです。

己の非を顧みる機会は幾度となくあったにもかかわらず、愚かな行動を変えられなかった花梨は狐雪撫子から妖狐の花嫁の地位を剥奪されることになったのです。

今まではどこまでも優しかった瑶太からも花梨は引導を渡されることになりました。

  • 君はもう花嫁じゃない!

そして両親と同じ遠い地へと送られることになるのです。

 

鬼の花嫁ネタバレ第18話!玲夜のもとへ!

妖狐の花嫁に座を剥奪された花梨、それでもその責任は姉の柚子に有ると言って憚らず醜態をさらすばかりです。

そんな花梨を見るにつけ柚子は、これからも妹は自分のせいと考えてズーっと生きて行くのだろうと憂鬱な気持ちになるのでした。

血を分けた妹に心の中で惜別の言葉を言う柚子‐さようなら‐と、しかし柚子の中には捨てきれない自分自身を作って来たものがありそれを心にしっかりと宿しながら生きてゆく決心を玲夜に伝えるのでした。

翌日からの柚子はようやく馴染んで来た鬼龍院家から学校に通う生活に戻るのです。

透子からは‐前より明るくなった‐と言われている柚子の側で、女子の同級生たちが窓から外を見て騒いでいます。

どうやら玲夜が柚子を迎えに校門に現れたようなのです。

あわてて帰り支度をして教室を飛び出す柚子は元カレの大和に復縁を迫られますが、子鬼たちの攻撃であえなく撃破されることになります!

そして柚子は玲夜の元に帰って行くのでした。

その幸せそうな2人を見つめる一人の男の影…あれが鬼龍院の花嫁か…愛しの花嫁が奪われたら…玲夜はどんな顔をするんだろう…と不穏な独り言をつぶやくのでした?

彼は果たして何者なのでしょうか?

 

鬼の花嫁ネタバレ第19話!私の進む道!

鬼の花嫁となり将来が1つ確定したと言っても柚子は高校三年生の受験生です。

玲夜と出会う前は早く家を出たくて遠方の大学に志望書を出していたことをすっかり忘れていたのです。

第一希望は熊本県で第二志望は沖縄県…とてつもなく遠い大学で自宅から通うことなど不可能です。

玲夜からもそこはダメだと言われ、慌てて志望校を1から決めなければならない柚子でした。

そこで親友の透子から勧められたのがあやかしとその花嫁が多く通うとかくりよ学園大学部でした!

そのかくりよ学園は玲夜も卒業した名門校でそれなりの学費や諸々の費用も高額です。

そんなことを柚子が悩んでいると玲夜は少しご立腹の様子でーいい加減に慣れろ…俺はお前のために金を惜しむつもりはないーと言い切るのです。

そして今かくりよ学園大学部を支配している学生は桜子だ…と玲夜は言うのですが…もし柚子が入学したらその地位がひっくり返るとも言うのです。

つまり今の大学部で鬼龍院の筆頭分家である鬼山のお嬢様に逆らえるものなど皆無…しかし鬼龍院の花嫁が入学したら…柚子が女王だと言い切るのでした。

それを聞いた柚子は気が引けて更に悩むことになるのです。

たまたまこの週末に桜子からの報告があるとのことで鬼龍院家を訪れる予定と聞き、柚子はその時に相談に乗ってもらおうと考えるのでした。

一方、不穏な空気を纏った古風なお屋敷で2人の男が話しています。

1人は高校3年生なのでしょう、かくりよ学園大学部に願書を提出したと言っていますが、会話の内容からあやかしではなく人間であることがわかります。

あやかしと花嫁は誰でも入れるかくりよ学園大学部ですが、人間には極めて難関な受験となるようです。

この男が相当優秀なことはわかりますが、それ相応の覚悟を持って受験に臨むのでしょう。

そしてその目的は鬼と一緒にいたら不幸になると考えてる花嫁に救いの手を差し伸べることのようなのです。

 

鬼の花嫁ネタバレ第20話!高道と桜子!

週末になると予定通り鬼山桜子が鬼龍院の屋敷にやってきました。

何やら玲夜に報告が有るという事でしたが…柚子も同席するように言われ客間に入ると、桜子だけではなくその隣に高道も一緒に座っていたのです。

そして恭しく高道が口を開いたその内容は…鬼龍院家に一番近いと言われている分家の鬼山家・桜子と荒鬼家・高道の婚約が決まったというのです。

柚子は突然のことに驚きを隠せない様子ですが、玲夜の方は当然の成り行きだと至って冷静に受け止めているようです。

一族の習わしにより玲夜の婚約者に選ばれた桜子でしたが、幼いころから陰日向に力になってくれた高道に元々恋をしていた様子です。

これは玲夜たちよりも結婚の時期が早まりそうですね。

そのあと柚子はかくりよ学園大学部への入学を桜子から勧められることになります。

かくりよ学園に有るあやかしの花嫁だけが入れる花嫁学部について桜子から説明を受け、柚子は今の自分にかけていることを身に着けるためにもその学部に入学を決意した様子です。

そしてむかえたかくりよ学園受験日…あやかしの花嫁は形ばかりの面接試験のみでそれも玲夜が同席することになるのでした。

 

鬼の花嫁ネタバレ第21話!卒業!

あやかしとその花嫁の多くが通うというかくりよ学園の大学部…かくりよとは幽世”の事でしょうか?

今日はその花嫁学部の面接日…柚子の面接なのに玲夜も何故か一緒について来る!

玲夜が学門をくぐるとその霊力の強さから直ぐにただものでは無いことが伝わるようです。

そしてそれが玲夜だと分かるや否や学生たちに緊張が走ります。

あやかしはすかさず頭を下げ、片や人間の方はと言うとその美しさにボーっと見とれている様子です。

更に鬼龍院家の次期当主が花嫁を見つけたことは既に衆知の事実として広がっており、柚子にも注目が集まっているようです。

ただ元々の玲夜の婚約者がここかくりよ学園の女王とも言われる桜子だったため、比較しているひそひそ声も聞こえてきます。

花嫁学部の面接会場にはずらりと面接官が並びまるで会議室のような圧迫感を柚子は感じてしまうのです。

しかしあやかしの頂点にいる鬼龍院家の花嫁の面接は形式上の事で、逆に面接官に見えた学園のスタッフたちが、玲夜からの要望にお応えするという全くの逆の立場でことは進んで行ったのです。

…一週間後…柚子の元に無事かくりよ学園大学部花嫁学科からの合格通知が届いたのです。

そして迎えた高校の卒業式…在校生も卒業生も今や学校のアイドルとなった子鬼とのお別れが悲しくて大騒ぎになってしまったようです。

卒業式にまで玲夜のお迎え付きで、そちらの方も目の保養と黄色い声が響いているようです。

これで晴れて柚子は玲夜の花嫁としてかくりよ学園大学部に進学という形になったのでした。

卒業式を後にした玲夜はそのまま柚子を高級ホテルに連れて行き、卒業祝いで柚子がTVをみて行きたいと言っていたレストランにエスコートするのでした。

ひとしきり最高級ディナーを味わった後、デートと洒落こんで2人で外を歩く柚子と玲夜…向こうから…例の妖しい雰囲気を纏った男でしょうか、真っ直ぐ玲夜の方に向かってくるのです。

  • 久しぶりだな、鬼龍院!

果たしてこの謎の男は…そしてこの男もかくりよ学園大学部に合格できたのでしょうか?

 

鬼の花嫁ネタバレ第22話!波乱のかくりよ学園!

津守幸之助…玲夜とあやかし学園初等部の頃から一緒だった陰陽師の家系。

柚子と玲夜のデートの場面に、知っていたかのように忽然と現れ不穏な空気を投げつけて来た男。

あやかしと陰陽師は古から対立する関係ではと柚子は考えるのですが…。

玲夜はそれは太古の昔の話…現在ではあやかしの社会的地位が高いため陰陽師も手が出しようがない…と言うのです。

しかし柚子にはあやかしと陰陽師の関係と言う以外に…玲夜への敵意に似たものを感じたのでした。

そんなことが有りながらも迎えたかくりよ学園大学部の入学式!

玲夜は急な会議がスケジュールに入ったために来れず…お祖父ちゃんお祖母ちゃんがピンチヒッターとして出席のようです。

鬼の花嫁として注目を集めた柚子の入学式も無事に終わり、いよいよキャンパスライフの始まりです。

透子とともに向かう花嫁学科は101教室…花嫁学科は初等部から大学部まで合わせても人数が2桁に届くかどうか暗いとの事なのですが。

今年の柚子の同級生は透子の他にもう1人…梓という名前の女子学生…それぞれ自己紹介で結婚相手の素性を言っていくのですがが梓は口ごもってしまいます。

その時、教室の扉が開かれ目つきの鋭い一人の男子学生が現れたのですが…彼が梓のお相手でしょうか?

 

鬼の花嫁ネタバレ第23話!優しい蛇のあやかし!

銀髪に金色の瞳のあやかし、蛇塚柊斗…いかにもいかつい感じの背の高い蛇のあやかし。

にゃん吉の中等部までの同級生で花嫁を見つけたはいいが、相手の梓に好きな人がいて上手く言っていない様子です。

梓の実家の会社の莫大な負債の肩代わりと援助をするという約束で、今は蛇塚の家で一緒に暮らしてもいるのですが…。

  • 近寄らないで、あなたなんて大嫌い…。

これはいつも柊斗が梓に言われている言葉…そして見た目とは裏腹に泣き虫の柊斗は梓に嫌われていつも泣いているのです。

柊斗が花嫁を見つけた時、当の梓には好きな人がいたのです。

しかし柊斗は強引になやり方を好まないため、最初に梓の両親にきちんと挨拶をするところから始めたのです。

両親は喜び、以降とんとん拍子に話が進んで…梓の気持ちだけがおいてけぼり…。

そんなことで困っている気の優しい柊斗を助けようと透子と柚子が梓にアプローチをかけるのですが…婚約者と上手く言っている2人と梓ではことごとく話が合わずかえって険悪な状況に拍車をかける結果となったのでした。

柚子は思い悩んで玲夜に相談したのですが…過去には花嫁が逃げ出そうとして、一緒に入れないくらいならと殺してしまったあやかしもいたという事なのです。

そんな折に梓は鬼山桜子の写真でしょうか…ある写真を見て自分を救ってくれるかもしれないと淡い期待を持つのでした。

 

鬼の花嫁ネタバレ第24話の確定!花嫁学部の女王様!

蛇のあやかし蛇塚柊斗の花嫁にいやいやならざるを得なかった梓でした。

その梓の婿殿…いかつい顔の割には優しい蛇塚柊斗は梓の為に昼食のサンドイッチを準備し一緒に食べようと待っていました。

なのに梓はにべもなく断るだけでなく、話しかけてもくれるなとまで言うのです。

そのせいもあって柚子と透子までが、たった3人の花嫁クラス1年で梓と距離を取らざるを得ない状態に置かれるのです。

授業中も柚子と透子から離れた席に座る梓!

今日の講義”あやかし学”の講義でも”護身術の実技でも同様に決して2人と交わろうとしない梓でした。

とある日のお昼、柚子はランチを取ろうと食堂の一角で透子を待っています。

待っている間の時間を持て余した柚子は授業の予習をしようと教科書を開きます。

そして目についた”陰陽師”という文字…玲夜の家…鬼の天敵とも言える陰陽師…玲夜は気にすることはないと言いますが…津守幸之助、もっと警戒した方がと柚子には思えるのでした。

そんな物思いに耽っていた柚子にあやかしの上級生が凄んで来ます…その席は”あの方の…と言うが早いか、そこに現れたのは鬼山桜子でした。

桜子は柚子に凄んで来たあやかしの上級生をたしなめるとともにその華麗なる柚子の素性までをも明かすのです。

  • 鬼龍院の次期当主・玲夜様の花嫁…柚子様であると!

学園の女王として君臨していた桜子がその素性を明かしただけでなく丁重に扱うことから、かくりよ学園のスクールカーストを一気に駆け上がることになった柚子なのですが、そのせいで友達関係に悩むことに…。

人間の学生たちは柚子と仲良しになりたいという打算で近づいて来る…しかし折角友達になったあやかしは鬼龍院と面倒を起こしたくないと疎遠に!

そんなことを透子と話していた柚子に一人の学生が話しかけるのです。

  • なぁなぁ、お前もしかして柚子…やっぱ柚子だよな…!

これは誰?

爽やかな男子の姿がそこにあったのです。

 

鬼の花嫁ネタバレ第25話の確定!柚子の初恋の人!

かくりよ学園大学部のキャンパスでいきなり柚子に声をかけて来た爽やかを絵に描いたような男子学生はその後もなれなれしく話しかけてきます。

更に柚子の前に座っていた透子にまで呼び捨てで指を差す始末です。

勿論、透子もこの男子学生の事を知らないようです。

そのあとその男子学生が浩介と名乗りそれでやっと柚子も透子も思い出したのです。

小学校の時いつも3人で遊んでいた一番仲が良かった男友達が浩介でした。

でも中学に上がる直前に何も言わずに転校をしてそれっきりになっていたのです。

そして直ぐに3人の中で小学校の頃のような時間が戻ってきたのです。

それが嬉しそうな柚子と浩介の姿を見て子鬼たちは浩介を攻撃し始めるのです。

いつもは柚子の言う事をよく聞いてくれる子鬼たちはしたり顔で浩介を睨んでいます。

その会話の中で浩介は初恋の柚子が鬼龍院玲夜の花嫁となってかくりよ学園に通っていることを知ったのです。

そして何も言えずに消えるしかなかった小学校の時の事を話し、今更ながらに浩介は柚子に告白をするのでした。

しかし柚子としては花嫁の身、浩介の言葉は小学校の時のことと理解して鬼龍院の家に帰宅するのです。

いつにない柚子の笑顔に何かいいことが有ったようだと家の者たちも嬉しそうです。

そして柚子は大事にしまってあった浩介が居なくなる前に置いていった四葉のクローバーで作った栞を見つけ懐かしそうに初恋の甘酸っぱさに思いを馳せるのです。

そして浩介からの電話…学園の延長であの頃の話に花が咲きます。

それを聞くともなく耳にした玲夜は唐突に柚子の部屋に入り、電話の相手が誰かと聞いたり男かなどと問い詰めたりします。

そして玲夜は柚子の言葉も聞かずに…いきなり柚子の口をキスで塞ぐのでした!

 

鬼の花嫁ネタバレ第26話の確定!不思議な猫!

柚子の幼馴染である浩介に嫉妬が止まず、子供みたいな玲夜!

そんな玲夜に少し手を持て余し気味の柚子でしたが、翌朝もかくりよ学園で順調な学園生活を送っています。

しかしあやかしの頂点に君臨する鬼龍院家次期当主の花嫁とくれば、中々対等な友人関係を築くことは出来ません。

それでも幼馴染の浩介は今日も気さくに柚子に声をかけてきます。

そして今でも柚子が好きなことを告げ、あやかしは花嫁を利用しているだけだと言うのです。

玲夜を愛している柚子はその浩介の言葉に悲しそう立ち上がりその拍子に本を落としてしまうのです。

柚子の本に挟まっていた四葉のクローバーの栞…そのクローバーは幼きあの日、黙って柚子の元を去った浩介が残していったもの。

それを見た浩介は陰陽師の衣装に身を包んだ男を思い浮かべ顔を真っ青にするのでした。

柚子が玲夜と浩介の間に挟まれた浮かない顔をしている所に透子とにゃん吉が現れます。

そして柚子の前に2匹の捨て猫が姿を見せるのです。

猫だったらにゃん吉と…猫田の家に連れて行きますが、2匹とも柚子にしか懐きません。

いっそのこと鬼龍院家で飼おうと玲夜の許可を得て柚子は家に連れて帰ります。

黒猫の方は”まろ”、茶色い猫は”ミルク”と名付けられ玲夜の帰宅を待ちます。

玲夜は柚子が喜ぶならと猫を歓迎しますが2匹の捨て猫に不穏な雰囲気を感じ、父に確認することにしたのでした。

 

鬼の花嫁あやかしのヒロインのラスト結末は?

ここからは今後の鬼の花嫁のストーリー考察と結末についての考えをまとめて行きたいと思います。

物語が進むに従い、結末の考察が陳腐化した場合は都度訂正もさせていただきますのでご理解お願いします。

 

鬼の花嫁ネタバレ第27話の確定速報!親睦パーティー嵐の予感!

戦後、あやかしが表舞台に立つ社会となり人間の有力者と交流の為の親睦パーティーが定期開催されるようになり、次回は柚子を連れて出席すると玲夜は言います。

あやかしへ花嫁のお披露目は先日の酒宴で終わっており、今度は柚子を人間へお披露目する目的のようです。

運転している高道は、人間の女性が柚子に危害を加えないか心配しているようです。

花嫁を排除すれば自分が花嫁になれると勘違いしている輩が大勢いるとの事で、玲夜はかくりよ学園大学部での様子も心配しているようです。

口では心配ないと玲夜に言う柚子ですが、聞こえるように悪口を言われるのは日常茶飯事…。

でも玲夜と釣りあっていないと一番わかっているのは自分と次のパーティーでは花嫁として相応しいふるまいをと心に決める柚子でした。

そして親睦パーティーの当日…思いっきりおめかしして玲夜にも褒められた柚子は颯爽とお出かけです。

TVでも見たことが有る大臣と対等以上に話す玲夜に驚いたり、でも人間の女性たち玲夜の花嫁を見る視線は刺さる様に痛い…そんな折ににゃん吉と透子もパーティーに現れ、疲れ気味の柚子を少しだけ解放することに。

透子は柚子をスイーツコーナーに連れて行ったりはしゃぎまわっています。

そしてそのパーティには花嫁学部で唯一浮いている梓の姿も…人間の男子たちが梓の可愛さに声をかけてきます。

そこに現れたのが蛇塚柊斗…俺の連れなんで…と凄み人間の男子たちは蛇のあやかしの力に身動きが出来なくなります。

当然のように怒り出す梓は、柊斗を置いて一人パーティーの輪の中に入って行きます。

そんな様子を見ていた柚子と透子は柊斗と梓が上手くいかない事を心配しながら、梓が好きだと言っている人は誰だろうと話をしています。

柚子の目に梓が一人、誰かを見つめている姿を見止めます。

その視線の先には…柚子は玲夜の姿を見つけ駆け寄ろうと近付きます。

その柚子の目前を一人の女性が遮ります。

それは玲夜を見つめていた梓でした…そして梓の口から出た言葉は?

  • 玲夜様…私の恋人になってください!

 

鬼の花嫁ネタバレ最終話!ラストは柚子に花嫁の力が顕現する?

鬼の花嫁は大人気作品となっていますので、おそらくは長編化するのではないでしょうか?

あやかし学園大学部花嫁学科に入学した柚子は4年間をこのキャンパスで過ごすことになり、あやかしについての知識と花嫁としてのたしなみを学ぶことになるのだと思います。

更にはこの選ばれし花嫁という多くの作品を生んで来たジャンルで、その主人公の女性は必ずと言って良いほど夫となる人の助けとなるような不思議な力を有しているのがお決まりのパターンだと思います。

この鬼の花嫁でも将来の夫となる非の打ちどころの無いとも思われるあやかしのトップ鬼龍院玲夜にかけている所をカバーする存在になるものと思われます。

そのヒントが、不穏な空気を纏って玲夜と柚子の前に現れた陰陽師の津守幸之助の存在が鍵となるのではないでしょうか?

普通であれば陰陽師は人に害を及ぼす妖怪変化…つまりあやかしを退治する存在でもあります。

しかしこの物語ではそれが逆転し、あやかしの方が世の中を支配している構造になっているようです。

とはいえあやかしにとって陰陽師は出来るならば避けるべき存在なのでしょう。

そこに人間としての花嫁の存在意義があるのではないでしょうか?

不穏な陰陽師の能力を無力化し、あやかしに繁栄をもたらすもの…それが花嫁であり、柚子はその頂点に君臨する鬼の花嫁であるという事は、並みはずれた物の怪をも調伏する能力を有しているものと考えられます。

更に、そのような能力を持つ花嫁が宿す子は、陰陽師や禰宜と言ったあやかしにとって害をなす者共の力にも惑わされない能力を有するのではないかと考えています。

 

まとめ

今回は、鬼の花嫁ネタバレ全話!あやかしのヒロインのラスト結末は?というテーマでお伝えしてまいりました。

あやかしの花嫁という不思議で且つ格別な存在。

そしてあやかしの中でもトップに君臨する鬼、またその鬼の中の最上位の家系である鬼龍院家の次期当主の玲夜に唯一無二の花嫁とされた柚子の数奇な運命。

あやかしの頂点に君臨する一族に格別の存在として受け入れられる花嫁・柚子の華麗なる転身。

そしてそこから始まる数々の物語に心がワクワクしてしまいますね!

鬼の花嫁として鬼龍院玲夜に見初められた柚子の苦難を克服しながらの成長が益々楽しみですね。

鬼の花嫁ネタバレ全話!あやかしのヒロインのラスト結末は?楽しんで頂けましたでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました、それではまた!

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