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ワンピースのクザンの過去は?目的と正体を考察!

ワンピースのクザンの過去は?目的と正体を考察!
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今回のテーマは、ワンピースのクザンの過去は?目的と正体を考察!と題してお伝えしてまいります。

赤犬サカズキとの海軍元帥をめぐるパンクハザードでの一騎討ちに敗れた青雉クザンは、結果海軍を去り…黒ひげ海賊団へ。

海軍元帥の交代に伴い前元帥センゴクは全軍総帥コングにクザンを推していました。

一方、これは予測ですが…五老星サイドから押されたのがセンゴクだったのではないでしょうか?

その両者の運命を象徴する場面が今から22年前のオハラだと考えています。

センゴクは徹底的に自分の”正義”を貫くという考えのもと、指示にもなかった民間人の乗った避難船までをバスターコールの餌食としました!

一方のクザンは、親友…-サウロが守った”種”は一体何者に育つのか…と言う思いでオハラで1人生き残った8歳の悲しい目をした考古学者ロビンを逃したのでした。

この22年前の対照的な行為が両者の生きる道を分かち、そして運命付けたと言ってもいいでしょう!

青雉クザンを語る時に必ず触れなければならないその過去を原点として、その目的や正体を見て行きたいと思います。

それでは、ワンピースのクザンの過去は?目的と正体を考察!早速始めてまいりましょう。

 

ワンピースのクザンの過去は?

かつて最強の海兵だった青雉クザンは、黄猿ボルサリーノ・赤犬サカズキとともに”海軍本部最高戦力”と呼ばれた海軍本部大将の一画を担い、四皇を止めるための切り札とも言われていました。

また若き日の青雉クザンは”燃え上がる正義”をモットーにし、20代で中将まで上り詰めた熱血漢でもあったようです。

最初にそんなクザンが変貌を遂げていった過去を見ていきたいと思います。

 

クザンの変化は22年前オハラのバスターコールから?

ワンピースでも最大級と言える大きな問題を我々に突きつけてきた22年前のオハラ!

全知の樹を中心に置いたオハラは世界の学問の中心と言っても良い島でした。

その全知の樹にはオハラ図書館と考古学研究所が併設されており、人々が営んできた歴史を中心に研究がなされていたのです。

そこで生まれ育ったニコ・ロビンは、真実を求め海に出た母オルビアの後を追うように懸命に勉強を重ね8歳にして考古学者の博士号を取得し、また独自の勉強でポーネグリフも解読できる知識まで得たのです。

しかしオハラの考古学者達の研究は世界政府にとってあまりにも危険なものでした。

表向きでは古代兵器の作り方が記載されてことで犯罪として来たポーネグリフの研究…世界政府の歴史を学んで行くとどうしても行き着いてしまう”空白の100年”という消された歴史!

更にその歴史を突き詰めていくと見えてくる”ある巨大な王国”の思想と文化の影!

オハラの中心であるクローバー博士は、手荒な立ち入り調査をする世界政府のトップ五老星と話をして突き止めた”ある巨大な王国”の名前を口にしようとした瞬間に銃で撃たれてしまったのです。

世界政府にとってオハラはあまりにも危険な”知られてはいけない”歴史を研究していたのです。

知りすぎたオハラの全てを葬り去るために政界政府は海軍の中将5名と戦艦10隻をオハラに出撃させバスターコールによる一斉砲撃でオハラをその歴史とともに葬り去ったのでした。

その海軍中将5名のなかに20代の中将だったクザンがいたのです。

そして冒頭文でも記載したように、海軍中将のサウロと後の海軍元帥赤犬サカズキ、そして8歳の悲しい目をした少女ニコ・ロビンとの因縁がクザンとの間に生まれたのでした。

思えばこの因縁のがクザンの運命を決定付けたと言っても過言ではないでしょう。

 

ルフィvs海軍本部大将青雉クザン一騎討ち!

以降クザンは折に触れニコ・ロビンの動向を追い続けることになります。

まるで親友に託された娘の行く末を心配するように?

ロングリングロングランドで、フォクシー海賊団とのデービーバックファイト閉会の後の麦わらの一味をクザンが訪れた時も、やり方は荒っぽいですが心の奥底にある愛を感じた人が多かったようです。

その時のクザンのモットーは既に”ダラけきった正義”に変わっていました。

クザン流に言えば行きすぎた正義は時には破滅を招くと言ったところでしょうか?

これはオハラでの赤犬サカズキに対するやりすぎた正義へのクザン流のアンチテーゼなのだと思います。

この時のクザンはニコ・ロビンとルフィを一目見るために散歩に来たと言っていました。

しかし、麦わらの一味を目の前にして態度を急変-やっぱお前ら…今死んどくか-と言い始めるのです。

結果はクザンの圧勝…ニコ・ロビンをヒエヒエの実の能力で氷づけにして挑発、怒ったゾロとサンジをコテンパンにした上にルフィの一騎討ちの申し出を受けそのルフィまで氷づけにしたのです。

このクザンの態度は最初から2つのことを確かめたかったのだと思います。

一つは自分の師匠であるガープ中将の孫の覚悟、そしてルフィと麦わらの一味に親友に託されたニコ・ロビンを仲間にする覚悟と器量があるのかということだと思います。

そして勝負が終わった時ルフィが一騎討ちを望んだ真意を悟って苦笑いするのです。

この勝負は一騎討ちが終わった段階で終了だと!

この時も言葉とやることは荒っぽいですが、そこには彼らの行先を心配するクザンの心が見え隠れしていました。

しかしこの時のクザンはまだ考古学者ニコ・ロビンの能力を危険視して見極めようとしていたことも否めないでしょう。

ポーネグリフを解読して古代兵器をこの世界に甦らせることの危険性を阻止する考えも有ったと思います。

その後、ログフォースを辿ってルフィたちが水の都ウォータセブンに向かうことを知ったクザンはそこでもまた彼らと関わることになるのです。

 

ニコ・ロビンの宿り木!

ニコ・ロビンを危険視するクザンはその立場をエニエスロビーで現実のものとします。

古代兵器の復活の可能性を消せない以上、その危険因子を放っては置けない!

クザンはCP9を手先としてバスターコールの権限を与えニコ・ロビンの確保を目論んだのです。

黙ったまま麦わらの一味を去るニコ・ロビンそしてそのロビンを仲間と考えるルフィの名場面が光ります。

ニコ・ロビンを救うために世界政府の司法の島エニエス・ロビーにはためく政府の旗を燃やし宣戦布告!

  • 生きたいと言えェ!(願い)
  • 生ぎたい!(涙)

そこから長い激戦の上、麦わらの一味がニコ・ロビンを助けた上にバスターコールから逃げ切ったことを確認したクザンは”完敗”を宣言するのでした。

その後の水の都ウォーターセブンの宴の席!

壁の花となっていたニコ・ロビンに外壁越しでクザンの声がかかるのです。

クザンは22年前の親友ハグワール・D・サウロの意思を見届ける義務があると初めてニコ・ロビンに語るのでした。

そして20年間放浪を続けた危険な爆弾がやっと宿り木”を見つけたことを確認するのです。

親友の意思が正しかったのか間違っていたのかその答えを見せてくれと…更に?

  • オハラはまだ…滅んじゃいねェ!

と言ってその場を去るのでした。

 

マリンフォード頂上戦争から青雉クザンvs赤犬サカズキの決戦へ!

捕らわれの身のゴール・D・ロジャーの息子であることが判明した火拳のエースを救うため、実質的には海軍と白ひげ海賊団との決戦だったマリンフォード頂上戦争に青雉クザンも海軍本部最高戦力の大将として参戦しています。

最終的には泥沼化した戦いであった為痛み分けとも言われていいますが、救出対象だったエースと海賊側の柱であった白ひげが戦死した事から、ナレーションでも記述されていたように”海軍の勝利”と考えて良さそうです。

そんな中でのクザンの活躍は、冒頭白ひげのグラグラの実の能力で起こした津波を凍らせて固めた事と、白ひげ海賊団3番隊隊長の”ダイヤモンド”ジョズを氷漬けにして片腕を破壊すると言う姿でしょうか。

頂上戦争後センゴクが海軍本部元帥を退く事となりその後任に押されたのが青雉クザンでした。

しかし世界政府上層部が推してきたのが赤犬サカズキ!

ここで22年前のオハラでのバスターコールの悪夢が蘇るのです。

サカズキだけは元帥にしてはいけない…そして元帥の座を賭けてパンクハザードで10日間に及ぶ決闘で片足を失うこととなり青雉クザンは敗れたのでした。

クザンは、”徹底的な正義“を理念にオハラで一般人を乗せた避難戦までをバスターコールの対象とした赤犬サカズキに従うつもりなど毛頭なく海軍を退役し放浪の飲んだくれの旅に出るのでした。

 

闇の仲買人JOKERことドフラミンゴの前に現れたクザン!

パンクハザードを急襲した”闇の名をJPKER”と言われるドフラミンゴの前に現れたのは海軍のスモーカー中将だけで、煮え湯を飲まされた麦わらの一味とローは既に船出をした後でした。

ルフィたちの居場所を聞くドフラミンゴにあくまでもシラを切るスモーカー中将。

腹の虫のおさまらないドフラミンゴはスモーカー中将を殺そうとし、止めを刺す寸前に突如現れたクザンのカッコよさが伝説級になっています。

  • あらら…ちょっとごめんな兄ちゃん…そこをどいてくれるか!
  • 友だちなんだよ。

ドフラミンゴはクザンと戦う気は毛頭なく多少の小競り合いの後で意味深の言葉を残して去っていきました。

  • ただの放浪者と……何かを決断した男の顔は違う…!

クザンは瀕死の元部下を介抱しながら、こちらも何かを決意しているような言葉を口にしています。

  • 最初から…世界政府が全てとは思っちゃいねェよ。
  • 海軍に所属してなくても実行できる事はある。
  • 所属してねェから見えてくるもんもある……。

この言葉から青雉クザンが海軍本部に所属していた時から一貫して目指していた目的が有ったのではないかと分かると思います。

おそらくそれはクザンが連綿と持ち続けて来た到底許すことが出来ないものと関係があるのではないかと思います。

 

青雉クザンが黒ひげ加担を決めたある酒場?

海賊島ハチノスに捕らわれの身となったコビー大佐を救出に現れたガープ中将とSWORDの前に現れたのが衝撃的でした。

黒ひげ海賊団10番船船長クザン!

久しぶりに現れたクザンはなんと黒ひげティーチに加担するものとして登場したのです。

パンクハザードでの赤犬サカズキとの決闘が2年前…それから1年後…新世界のとある島!

黒ひげ海賊団7番船船長のサンファン・ウルフ以下黒ひげ海賊団の面々が氷漬けになっています。

たまたまクザンが訪れていた島に停泊していた黒ひげ海賊団が、かつての恨みからか喧嘩を売ってきたところを返り討ちにしたようです。

クザンが飲んでいる酒場に怒鳴り込んで来た黒ひげティーチでしたが、いつの間にか打ち解けて酒盛りをすることになったのです。

この酒盛りで印象的だったやりとりがいくつかあります。

  • クザンがロードポーネグリフ最後の1つを知っているとされる”ヒノキズ”の男を知っているのではないか?
  • その男は真っ黒い船に乗り、近づこうとする船を巨大な渦で飲み込んだこと…政府側の人間ではないかとも…?
  • クザン曰く、ポーネグリフにいい思い出は無く、もしオハラで赤い石を見たら忘れようがないという事。
  • 更に思い出されるのは政府に歯向かう親友とクザンに運命を握られた悲しそうな目をした少女だけだという事。

そして黒ひげティーチはクザンに言うのです。

  • 俺達ァ何も仲良し軍団じゃねェぞ、海賊ってのは利害が一致していればいいのさ!
  • お前俺の船に乗らねェか

この一言で決まりました。

クザンの考えと海賊の利害がどこで一致したのでしょうか?

それは、はからずもティーチとの会話で出て来た”正義”という言葉に関連することは明らかでしょう。

 

戦艦バック青雉クザン修行の日々と海賊島ハチノスガープ中将との戦いの行方は?

海軍G1支部近海の廃船場!

“軍艦バッグ”と呼ばれる2隻の廃船が並んでします。

若き日のクザンが、ガープに弟子入りを願い出た場所。

そして断られても断られても引き下がらずともにサンドバックのように”軍艦バッグ”を拳で打ち続けた場所。

幾年月も毎日毎日覇気を使うと修行にならないということで素手だけで“軍艦バッグ”を打ち続けた修行の日々!

おかげで“軍艦バッグ”の舳先は大きく内側にえぐれてしまっています。

その2人が時を隔てて、今海賊島ハチノスで生死を分かつような激戦を繰り広げています。

拳のぶつかり合い覇気の衝突の凄まじさで島は大爆発まで起こしています。

技の応酬で一進一退と言うところでしたが、コビー大佐を始め捕らわれの身となっていた者達を奪還という目的を果たし、これから撤退というその時でした。

黒ひげ海賊団二番船船長の雨のシリュウがスケスケの実で透明人間となって迫っていることに気付かず、刀で腹部から背中を貫く傷を負ったのです。

それでもひるまずに戦いを止めないガープ中将にクザンが迫る中でしした。

うろたえるな…正義は勝つ!

そしてその意味は…再び立ち上がったガープ中将は愛弟子コビー大佐への最後の授業とばかりに、覇気をまとったような拳骨を軍艦を遮る海賊島の島ドクロ顔面目掛けて放ったのでした。

その姿を目の当たりにしたコビー大佐はこれまでの修行を一気に開花させて覚醒、オネスティインパクトの攻撃力で海賊島の魔の手から皆の命を守ったのです。

1人海賊島に残ったガープ中将とかつての弟子クザンの命運は、そして師匠との戦いの中にクザンの目的は見いだせるのでしょうか?

 

ワンピースのクザンの目的は?

ワンピースで描かれて来た青雉クザンの過去の活躍を一通り見てきました。

やはり男の生き様として、ある一定のブレることの無い芯を見出せるのではないかと思います。

後半ではそのクザンの背骨をまっすぐ走る芯を頼りにその行動の先にある目的を考察して行きたいと思います。

海賊島ハチノスでの師弟対決の最終結果も気になりますが、ガープ中将の一番弟子のクザンの目的を見ていけばその先も自ずと分かってくるのではないでしょうか?

 

ダラけきった正義をモットーに変えた理由は?

“燃え上がる正義”と”ダラけきった正義“というモットーの間に何があったのか?

そして正反対とも思える”正義”に何故か感じ取れる共通点が青雉クザンというレンズを通してみると見えてくるものが有ると思うのです。

クザンのワンピース初登場はロングリングロングランドでルフィと一騎討ちを演じたあの時です。

その時にはクザンのモットーは既に“ダラけきった正義“というものでした。

しかしその時クザンは黄猿・青雉・赤犬という海軍本部最強戦力の一画を担い部下からの信頼も一番熱く、後に直属の上司である海軍元帥からは自分の後継者とまで見られていたようです。

過ぎたるは及ばざるがごとし…それがクザンが持っている赤犬サカズキへの批判にも似た思いなのではないでしょうか?

やりすぎだということです。

2人とも実現したいのは正義であることは間違いありません。

 

青雉クザンの過去から目的を考察!

オハラのバスターコールまでの青雉クザンは何の疑いも無く、世界政府が築いた秩序の元で海兵としての正義を全うすることが人生の目的であったはずです。

純粋にその考えを心に持ってただひたすらガープ中将の元で修行に明け暮れる日々、その先に待っていたものが海軍本部大将という最高最強の地位だったのでしょう。

しかし22年前のオハラで全てが変わった。

あの悪夢のような戦いを経て、海兵として最も大切だともいえる正義の理念が全く変わった。

燃え上がる正義”から”ダラけきった正義“へと一気に変わった。

それは当時の同僚で共にオハラに赴いた2人の影響によるものが大きいでしょう。

1人は赤犬サカズキ…この関係は元帥の座をかけた戦いで一応の決着はついたものと思われますが、実はパンクハザードでの一騎討ちの詳細が描かれていません。

赤犬サカズキが勝利したことになってはいますが、戦う相手が持っている”徹底的な正義”という考えに海軍本部の本質を見てしまい、そこに自分の正義は無いと青雉クザンが結論付けたのではないかと考えています。

もう1人がその“徹底的な正義”やそれまで自分が持っていた”燃え上がる正義”に疑問を抱かせてくれた親友ハグワール・D・サウロの存在です。

あれから22年親友の残したニコ・ロビンという正義の種を追うことで、クザンはもう一度自分の正義を取り戻そうと考えていたふしが伺えます。

しかしその種が”宿り木”にとまったとき、やはり自分の疑問の本質は親友サウロに有ると気づいたのではないでしょうか?

そこからサウロを追い求める旅が始まり未だにその影すら掴むことが出来ない。

青雉クザンはもう一度自分の正義を取り戻すために親友サウロに会う事を目的として旅をしていると考えています。

 

ワンピースのクザンの正体を考察!

青雉クザンの正体といってもその出身や出自は既に明らかになっています。

今回明らかにしたいのは青雉クザンが心の奥に今どんな思いを持ってどこに向かって行動をしているかという事です。

それを称して、クザン今の正体とさせていただきました。

それでもまずはクザンの戦力などから見ていき、正体は最後に記したいと思います。

 

クザンは元海軍本部最高戦力の海軍大将!

マリンフォード頂上戦争直後のパンクハザードでの赤犬との元帥の地位を賭けた一騎討ちに敗れ、海軍を去るまでは海軍海軍大将青雉クザンとして最高戦力の一翼を担っていました。

その当時の海軍本部最高戦力は黄猿ボルサリーノと赤犬サカズキそして青雉クザンの三人でした。

その後パンクハザードの10日間を経てサカズキは海軍元帥へ昇格、そしてサカズキの徹底的な正義に従うことを良しとしないクザンは退役し新たな最高戦力は黄猿に加えて、世界徴兵により藤虎イッショウ、緑牛アラマキの3人がその任に着いています。

 

クザンのモデルは故・松田優作演じる探偵!

クザンのモデルは俳優の故松田優作が演じた探偵物語の工藤俊作というキャラになります。

探偵物語はTVドラマでも好評で映画にまでなった大ヒット作です。

元々が長身のキャラをモデルにしていることから、身長は298㎝と通常の青海人としても高身長の設定となっています。

 

クザンは悪魔の実ヒエヒエの実の能力者!

クザンの強さに関しては、この広大な大海原を舞台にしたワンピースでは最強とも言えるヒエヒエの実を食べた氷人間だという事が最大の特徴でしょう。

パンクハザードに登場した雪女モネのユキユキの実の上位互換種の能力を所持しているという事です。

海の世界で何故最強かと言う2つの例をあげると一つは初登場の時に披露した海水を水平線の彼方まで氷漬けにしてしまえるという事、もう一つはマリンフォードで白ひげが起こした島を丸ごと呑み込むほどの大津波を一瞬でカチカチの氷に変えた事!

この能力があれば海を舞台にした戦いでは負けることは無いのではと思います。

更に大海でその進む先だけ凍らせて自電車でどこでも渡れてしまうという便利な使い方をしている姿も披露してくれています。

そして悪魔の実の能力者の弱点である、海に嫌われ泳いで移動できないという所をカバーしてくれるという所…これは便利という域を超えた最強能力とも言えるのではないでしょうか。

しかし海楼石の攻撃だけは気をつけた方が良さそうです。

また、海賊島ハチノスでのかつての師弟対決で描かれた”軍艦バッグ”での修行の成果から推測すれば、武装色を纏った拳はガープ中将を凌駕することも考えられます。

実際にハチノスで拳を合わせた時は覇気のぶつかり合いで天まで届きそうな大爆発を誘発させていました。

 

青雉クザンの正体はヒノキズの代理人?

最後にクザンの海賊島ハチノス以降の事を考えるにつけ、このまま黒ひげ海賊団にその人生を捧げると言うことは無いでしょう。

黒ひげティーチも-海賊は利害が一致してりゃいいのさ-と言っています。

クザンと黒ひげの利害の一致するところとは…海軍を殲滅させるとか、世界政府を滅ぼすとか、国王になるとかいうティーチの最終的な野望とかでは無いことは確実だと思います。

クザンが黒ひげ海賊団に入ると決めた新世界とある島”の酒場で交わされた会話に関係があると考えても一度読み直してみました。

そして、それは親友サウロの意思に関係することしか正直考えられなくなりました。

ヒノキズの男は、明らかにサウロだと考えられます。

黒ひげ海賊団がヒノキズの男を求めるのであれば、自ずとクザンの親友に行き着くと思います。

黒ひげティーチと一致する利害とは単純にこれだけでは無いでしょうか?

親友サウロに会って、あの時海軍を脱走した理由を聞く!

そしてその先の目的は、親友サウロがおぼろげながら感じていた理想の世界…それは牢に繋がれていたニコ・ロビンの母オルビアに聞かせてもらった”ある巨大な王国”の話に繋がって行くのではないかと思っています。

 

まとめ

今回は、ワンピースのクザンの過去は?目的と正体を考察!と題してお伝えしてまいりました。

クザンは赤犬サカズキに敗れて海軍本部を去った事になっていますが、本当は自分の正義を再び掴んでそれを貫くために、自分の考える正義の無い海軍本部を自ら去ったのだと思っています。

そしてその同じ正義を今掴みかけているのが、あの時政府に歯向かった親友であり悲しそうな眼をしていた少女だと確信しています。

ニコ・ロビンは長い長い年月を経て確かな”宿り木”に住むことが出来て、今友と呼べる仲間たちと自分の正義…言い換えれば自分たちの世界をつかみとるために全力で戦っています。

それを見届ける事が出来た青雉クザンはどうしても親友ハグワール・D・サウロに教えてもらわなければならないことがあるはずなのです。

青雉クザンが心から求める目的は親友ハグワール・D・サウロが持っているものそのものだと考えます。

そしてそこからクザンとサウロの海軍本部を敵に回した戦いが切って落とされるのではないでしょうか?

それでは、ワンピースのクザンの過去は?目的と正体を考察!これで終了とさせていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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